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第二十六幕 ページ32

……クレープ店に入って、店内を見回せば。
1番奥の席にAちゃんが座っていた。

………良かった。

当たり前のことだけど、店内にAちゃんが居て。
なんとなくあの子は、放っといたら何処かへ行ってしまいそうで怖い。

もちろん、俺の勝手なイメージなんだけど。

「あ………まふまふさん。」

Aちゃんもこちらに気付いたみたいで、小さく手を振ってくれた。

ま「ごめんね、Aちゃん。待たせちゃって。」

「いえ、大丈夫です。それで、あの……、」

ま「…ん、なに?」

「そちらの方は……?」


Aちゃんの視線の先は、僕の隣の歌詞さんに向いていた。

歌「あ!これは失礼しました!俺は「伊東歌詞太郎さんだよAちゃん。」……まふ君…!……」

何かムカついたからセリフを遮ってやった。
いい気味←

ちょっとニヤつきながらAちゃんを見る。

Aちゃんは、キラキラとした目で歌詞さんを見つめていた。


キラキラとした目で、見つめていた。



………………………ん?







ま「えぇぇぇえええええぇぇぇ⁈‼︎」

歌「わ!どうしたのまふ君!!」

あり得ない!
歌詞さんが!

蔑んだ目でなく!
キラキラした目で!
見つめられてる‼︎⁈



何てことだ!!!



急に叫んだ僕に歌詞さんは驚いたようだけど、Aちゃんは構いもせず歌詞さんに話しかけた。

「あの!歌詞太郎さん……!!」

歌「ん?なーに?」

「私、ぽるって名前で歌い手を始めた日野Aっていいます!あの、あの……!!」

歌「あはは、落ち着いて!深呼吸!」

…………歌詞さんのコミュ力の高さが憎い。
しかしAちゃんは言われた通りに深呼吸。そして顔を上げて大きく息を吸った。

「ずっと前からファンなんです!」









……………歌詞さん殺す。

すいません作者です。→←第二十五幕



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設定タグ:歌い手 , ボカロP , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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旅の少女P - 補佐太郎さん» あ、多分そうゆうのって、ニコ動から入ったやつだと思いますよ〜。確認してみてください。 (2015年3月30日 13時) (レス) id: 80601c119b (このIDを非表示/違反報告)
補佐太郎 - 歌い手はニコニコだけじゃあねぇっすよー。ていうかニコニコよりユーチューブの方が多いからね。リクエスト良いかな? (2014年10月30日 22時) (レス) id: 35d43e0537 (このIDを非表示/違反報告)
あにゅ(プロフ) - 雨月さん» リクありがとうございます!続編の方の番外編で良ければ出してみようと思います! (2014年8月6日 19時) (レス) id: c66587fcb6 (このIDを非表示/違反報告)
雨月 - クプラと詩人さん出して下さい! (2014年8月6日 17時) (携帯から) (レス) id: ba54edea9d (このIDを非表示/違反報告)
あにゅ(プロフ) - はつねさん» うわぁぁぁぁ殿堂入りの瞬間見逃したぁぁぁぁ!!こういうのを教えてくれるのはいつもはつねちゃんっすね!いやー嬉しい。これからも頑張っていきます……! (2014年8月3日 12時) (レス) id: afa32fec6e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あにゅ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2014年7月15日 16時

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