キュウビと ページ35
〜おおもり山道〜
美蛇「·····( ¯ ¯ )ᐝ」
(水辺でウトウトしている美蛇)
美蛇「ハッ·····(しまった·····。最近寒くなってきたな·····。もう二月か·····本格的に寒くなる時期だ·····。)」
(少しふらつきながら立ち上がる美蛇)
美蛇「(今年は冬眠するわけにはいかない·····)」
(散策を始める美蛇)
美蛇「·····(山頂に微かではあるが、彼の妖気が残っている·····。·····夜間に来ているのだろうか·····)」
「こんなところで何をしているんだい?」
美蛇「!」
(こちらを見下ろしているキュウビ。降りてくる)
美蛇「キュウビ殿·····」
キュウ「·····君、冬眠はしなくて大丈夫なのかい?その感じだと蛇と同じ体質だろう?」
美蛇「·····。
本来であれば冬眠すべきだが·····彼を見つけるまではできるだけ冬眠は避けたい。」
キュウ「そう。
·····。だからって、徹夜は体に悪いよ。」
美蛇「!·····」
キュウ「「何故わかった」って言いたげだね。
目の下、隈ができてるよ。」
美蛇「·····(出来てたのか·····。)」
キュウ「·····眠りたくないのなら、少し僕と散歩でもするかい?」
美蛇「!·····私は飛べない。」
キュウ「!·····。(同じ血が流れててもこういうことがあるのか·····)」
美蛇「(面倒だと思えばこのままここを去るだろう)」
キュウ「·····(このままほっとく訳がないだろ。)」
《ヒョイ》
美蛇「!?」
(美蛇を横抱きにするキュウビ)
キュウ「さ、行くよ。」
美蛇「·····(暖かい·····)」
キュウ「·····(きちんと食べてるのか?性格も似てるし、そういうところまで似てるのか·····。)」
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←居場所
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りをん | 作成日時:2017年10月10日 17時