No.034 ページ38
.
「…あ〜来た来た〜遅いよ〜!!」
「早く行きましょう!!早く!!」
『すいません〜;;』
女湯の前の廊下。男性の方も立ち止まる程の美貌を持つお二人が待っている。
「ヲタみんさん〜優ちゃん〜」
『男性の方の注目の的ですね。』
「あら、そういうAだってそうじゃない。」
「Aさん、可愛いこと自覚して下さい!!」
「……………………ねぇ。私も女の子だよ。」
「え〜まぁそうだけど…96ちゃん、」
「(見た目)かっこいいですし、」
『(声も)かっこいいですし。』
「(身長的に)ちょっと無理あるけど〜」
はい!!ですから!!自信を持って!!ください!!
という訳なんです。察して。
「さ、さぁ、お風呂入りましょ!!」
「ですね!!」
女湯と書かれた暖簾を潜り、脱衣所に入る。女性の方は人数が少なくぱっとみ2、3人くらいだ。
「おー、空いてるー」
『ほぼ貸し切りじゃないですか〜』
「ゆったりできて良いわね。」
「ですね〜」
『早く洗って入りましょう!!洗う♪洗う♪』
最早湯船に浸かることしか目にない。…だって気持ち良いんですもん。
ささっと洗って湯船に向かう。
(自称)お風呂大好きっ子な私には幸せのひと時である。
「にっばんのり〜♪優ちゃんもヲタみんさんももう入るでしょ。」
『96さん!!』
「三番乗りです!!ヲタみんさん早くー!!」
「全く…待って頂戴。今行くわ。」
どんな時でも色気を忘れないこの方。
ガラス張りの大きな窓から見える夕暮れの景色に皆夢中…なわけではない。
「勿論…96ちゃんは美斗ちゃんか陽ちゃんよね〜」
「は…//!?なんであんな……、
ブルマ星人か焦げた犬かなんてきかれたら死を選択しますね!!私は!!」
はい。そうです。女の子の話です。がーるずとーくです。
「ふ、ふ、ふ…私は恋愛しない主義なので〜…フラグは立ててないです♪」
「からかいがいがないわねぇ…優。でもまぁ、私の本命は…」
私に3人分の視線が降りかかる。
「え、私…？」
〜＊〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「歌い手」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(´∀`結実(プロフ) - ちょこのさん» コメントありがとうございます!!面白いだなんてそんな…照れますよ((…更新頑張ります!! (2013年11月13日 17時) (
レス) id: c823c37316 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこの - 更新頑張ってください！面白いですね！ (2013年11月13日 6時) (レス) id: 7d061ba337 (このIDを非表示/違反報告)
(´∀`結実(プロフ) - 文月さん» ありがとうございます!!…初コメ…感動です!!これからもこの小説を好きでいてください(´`*) (2013年11月6日 21時) (レス) id: c823c37316 (このIDを非表示/違反報告)
文月 - 更新頑張ってください!!はい。応援してます。大好きです(( (2013年11月6日 21時) (レス) id: c5f7ff2c99 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：結実 | 作成日時：2013年10月14日 11時
