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「すみません、早く来すぎちゃいました」
なんて恥ずかしそうに言うまふまふさんは、カフェに入っても少しだけ目立つ。
奥の席にしてください、と頼んだおかげで先程よりかはましになったけど、それでもちょぴっと視線は感じるもので。
そんなことを気にしないように、まふまふさんさ鞄からノートパソコンを取り出すと、早速いじりはじめた
「あ、これです。衝動的に作ったやつなんで、完成度の保証は出来ないんですけど…！」
『…まふまふさんの作る曲なら、どれでも凄いと思いますよ』
パソコンに繋がれたヘッドホンを受け取りながら本音を言えば、「え！？いや、そそそんなぁ…」とあからさまに慌て出すまふまふさん。
両手を胸の前で振るとか女子かよ。
「今回のは"両片想い"をイメージしたんです。触れられる距離に居るのに、お互いに線を引いてしまって、遠く感じてしまう…みたいな」
『切ない感じのアオハルですか』
「僕にその経験は無いんですけどね！」
『大丈夫、私もなんで！』
言っておきながら2人して少し悲しくなった後、ヘッドホンを装着した。
数秒すると音楽が流れ出す。
ゆったりと始まった前奏は、サビに近づくにつれて段々と激しさを増していく。
サビに到達したときのいい感じのリズムに、気のせいかも知れないが、曲中の男女2人の心拍数を表してる様にも聞こえた。
そしてラストのサビの少し前、音源として録られたまふまふさんの声が響く。
"＿さようなら"
なんて。寂しさを帯びたそれは、一瞬にしてサビにのまれて消えてしまう。
…しかし、とても優しい声だった。
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-naki-(プロフ) - 夏色さん» もしかしたら読まれるかもしれませんね((青い鳥の闇は恐ろしいですよ((((；゜Д゜)))コメントありがとうございました！ (2018年4月7日 19時) (
レス) id: 51c4e75278 (このIDを非表示/違反報告)
夏色 - いつも楽しく読ませていただいています！ (2018年4月7日 14時) (レス) id: e62bcbb5e6 (このIDを非表示/違反報告)
夏色 - まあアカウント持ってないので無理ですが,,,(´ω`) (2018年4月7日 14時) (レス) id: e62bcbb5e6 (このIDを非表示/違反報告)
夏色 - なるほど、Twitterにタグを付ければ読んでもらえるんですね？（真剣） (2018年4月7日 14時) (レス) id: e62bcbb5e6 (このIDを非表示/違反報告)
-naki-(プロフ) - のんののんさん» あ、ほんとだ！漢字まちがってますね(ﾟдﾟ;)私が1番言えたことじゃありませんが、誤字は誰にでもありますよ！！ご指摘ありがとうございました！ (2018年4月6日 19時) (レス) id: 51c4e75278 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-naki-
| 作成日時：2018年2月25日 18時
