生放送しないだけでこんな問題になる？【歌い手】

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「ただいま」
「おかえりなさい、そらるさんRiKuさん」
「すー、MIXはそらるさんにやってもらった…わ、よ…」
『RiKu先輩、目が虚ろです』

完全にそらるさんにおっかかるRiKu。もう手遅れと言っても過言ではないが、休んでほしいのは切実な願いだ。
ずっと楽器弾いてて指も腰も目も痛いだろう。

「イラストどうなった…」
『一応出来たよ。後は軽く加工するだけッス』
「………じゃあ、作業終了？」
『です』
「…うわぁぁぁぁぁぁ」

奇声をあげてその場に膝まずくRiKuに、近くにいたそらるさんは肩を震わせる。
こらこら驚かしちゃダメでしょ、と注意しつつも私も後ろに倒れた

「え、RiKuさん、すいみぃさん！？」
「これが限界突破した人間の行動」
「冷静になってないで、とりあえず休ませてあげましょうよそらるさん！」
「あ、ごめん」
「僕掛け布団とか持ってきますね！」

まふまふさんがRiKuの部屋に布団を取りに行き、そらるさんは私の隣にRiKuを寝かせた。

「…徹夜してたって、大丈夫ですか？」
『大丈夫ですよ。曲を作るときはいつもこうなんで…』
「……無理しないでください」

切なそうな表情でそらるさんは呟く。
RiKuの話を思い出す限り、そらるさんもまた睡民さんだと聞いた。

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