御堂筋翔の初恋奮闘記【弱虫ペダル】 (ページ3)

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幼少期編:1 ページ3

《Aside》

『おはよう！』

「ぁ、おはよぅさん､､､」

『今日算数テストやで？嫌やなぁ､』

「せやね、」

初めて同じクラスになった御堂筋翔くんは、物静かな子や。

それと、少し前に聞いたんやけどお母さんが入院しはってるらしい。

『それはそうと、昨日叔母さんと一緒にお母さんの病院行ったんやろ？お母さんどうやったん？？』

「元気そうやったよ。そんで、あんな、母さんに、Aちゃんのこと､､､話したんや。」

えっ！？私？

「そしたらな、あの、無理やったらええんやけど､､､」

『なんやぁ、言うてみんと分からんで？』

「母さん。Aちゃんに会ってみたいらしいわ、」

いや無理にとは言わんから、と焦り出すみどくん

『そんなん私でええんなら是非会いに行きたいわ〜いつ行く？』

「え、ええの？ほな、夏休みに､､､」

それで私たちは夏休みに会いに行くことになった。

その後どうやって行くんか話になって、みどくんはロードバイク言うかっこええ自転車で行く言うてた。

そして私も誕生日とクリスマスを前倒しにして、ロードバイクを買うてもろうた。

「Aちゃんその調子や！前だけ見てペダルを回すんや！」

『ちょ、あぁ！怖いって！速いんやって！』

「お、おぉお落ち着き､！」

こんな風に夏休みまでに乗れることを目標に一緒に練習をしたんや

みどくんの指導の甲斐があって夏休み直前までには並に乗れるようになった

そしてついに明日。

みどくんのお母さんに会いに行く。

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