御堂筋翔の初恋奮闘記【弱虫ペダル】

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岸神の家柄・家族構成・口調(性格)を大きく操作・捏造しています。漫画の方に正しく詳しく描かれていたらすみません。(作者はアニメ勢です)

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《Aside》


「お帰りなさいませ、小鞠様」

すごぉ、お手伝いさんが居てはるんやなぁ


「ただいま帰りました。母様は？」

「奥様は応対中にございます。小鞠様が帰ってきはったらお顔を出すようにと、申し付けられております。」

「直ぐに向かいます。では彼女たちを僕の部屋に」

ん？岸神くんは京言葉を使ってなかったはずやけど､､､家では使うんやな


「畏まりました。では、どうぞ中へ､､､」

「僕は母さんと客人に挨拶してきます。先に僕の部屋で待っていてください」


！？

いつもニコニコしてはると思うてたけど、今のはなんかこう､､､

貼り付けたような、畏怖を感じるような、そんな笑顔やった


私たちはお手伝いさんに部屋まで案内してもろうて、部屋で待った


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《岸神side》


御堂筋さんの筋肉を触った時のようにまだあの感触が残ってる､､､

その感触を噛み締めつつ､憂鬱な気持ちで客間に向かった


目的地の襖の前に座る


「ただいま帰りました。」

「あぁ、入りなはれ」

「失礼致します」


「次男の小鞠です」

「ほぉー、次男坊の小鞠くんかぁ、」

「大きゅうなりはって､､､」


中には母さんと客人の夫婦が向かい合って座っていた


「どれ、おっちゃんとおばちゃんのこと覚えとるかな？」

いや誰ですか。覚えてるわけないじゃないですか。


「うちのお得意さんの入間さんや。小さい時におうたことあるやろ。挨拶し」

「お世話になっております。出先からの帰りとはいえ、無作法な格好で申し訳ございません。」


「かまへんかまへん。いやぁ、しっかりしてはりますなぁ！」

「ｯ!」


旦那さんに背中をバシバシ叩かれた

触るな。気持ち悪い。はやく2人の元に行きたい。


「せやかて、ロード言う自転車に明け暮れて困ってるんですよ〜」


ここから先の話は聞いてない


適当な時間になったら

「友人を待たせているので僕はここで失礼します」

と言って退室する



1度手洗いで手を洗ってから部屋に戻った

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