屑代表が三十七人 ページ38
いやでも、ねえ？そんなまさか
「ルフィ、こっちでのお前の家って、、」
「おう、あるぞ」
え？じゃあ割と近所ってこと？
「けど場所わかんねぇんだ
あいつらに連れてかれて気づいたらあそこにいたんだ」
「？」
「それに、父ちゃんも母ちゃんもよ、この世界ではちゃんといたんだ
けど俺、あそこに居たくねぇ
あそこにいたら、楽しくねぇんだ
だからお前らのこと探そうとして、ガキの頃は警察ってやつにいつも家に連れ戻されてたんだけどよ
仲間に会えるってアイツらが言うからついていっちまった
でもお前に会えたからな！！にっしし！！！」
どうやら、こいつの家にも何かしらの事情があったらしい
てかこいつ僕の家来る気なのか？
なんも言わないではなから来る予定とか
「ルフィは相変わらずだねー」
ところで行く宛てはー？なんて答えの分かりきったことを聞けばお前ん家、と平然と帰ってくるもんだからぶん殴りたくなった
いや返答なんて分かりきってたんだけどなんかさ？
平然と言うからッ、、！！！
そうこうしてるうちに僕の家の前
この時間、父は仕事である
一応家に入る前はいつも見聞色を広げているのだが、、
「お！ここかお前ん家！！ワノ国みてぇだなぁ！！」
こいつが大声を上げながら勝手に入りやがった
こういう時、悪いことというのは続くものである
「貴様は誰だ」
なぜいる父よ
玄関を開ければそこにはちょうど今帰ってきた風の父が臨戦態勢をとっていた
「ただい「モンキー・D・ルフィ！！海賊王になる男だ！！！」お前まじで、、、！！！」
「海賊だと、、？新手の敵か？」
「何だおめぇ、、！敵ってことは、、海軍か！！」
ゴムゴムのォ、、！！とか言いながら攻撃しようとしている
構えをとった父の手に炎が宿る
「！赤犬、、！！！」
父は、あの日の赤犬と同じ構えでルフィを狙っていた
エースが死んだ、あの日
「お前ェ！！許さねェ！！」
本気で怒っているルフィ
その気持ちはわかるが、、
「落ち着けお前、そいつは海軍じゃねぇし赤犬でもねぇよ」
先の戦闘よろしく首に手刀を落とし一度ダウンさせる
「父さんもさー落ち着きなよー？
こいつは僕の友達だからー、それに今、僕のこと見えてなかったでしょー？
そんな狭い視野でよくヒーローなんてつとまるねぇー？」
「ぐっ、、そうか、、すまん」
珍しく謝った父はそのまま自室に行った
後に残ったのは、騒ぎを聞き付けいつの間にか集まっていた家族の、どこか心配したような視線だけだった
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美園(プロフ) - とても面白いです。海楼石果たしてどこから…続きたのしみでわくわくです (12月27日 8時) (
レス) id: 02362bd30a (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - あんまりワンピースとヒロアカのクロスオーバー小説って無いのでとてもありがたいです!!!しかもめちゃおもろい…これからの話が楽しみになってきます!!!更新楽しみにしています!!!✨ (9月30日 16時) (レス) id: f18589988d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らいすあんどらいす | 作成日時：2023年1月18日 18時
