屑代表が三十五人 ページ36
違和感、、それは戦闘力が落ちている事だ
確かにこんな平和な世界だとそんなこともあるだろう
だがこれは、、
あの時出来ていたことが出来なくなっている
ルフィなら追い込めばギア5まで出てくると思った
だけど、、
「流桜ができるようになったのは、、確かワノ国だったかな、、ギア5はカイドウとの戦いの最後、覚醒状態になった時のだ
記憶が無いのか、そもそも経験の受け継ぎがそこまでなのか、、」
うーんと考え込んでいればルフィがおきた
「クソーーー！！また負けた！！強くなってねぇか！？A！！」
「えぇ、、？結構強く叩いたはずなんだけど、、？」
それに僕が強くなったんじゃない、、ルフィが弱くなったんだ
そんなこと言っても混乱するだけだと思い、とりあえず最後の記憶を聞く
「覚えてる一番最後にあったこと？うーん、、俺、ワノ国でカイドウと戦ってて、、カイドウ見て、覇王色も纏えるって思って、、あれー？その後思い出せねぇや、、
、、！俺今すぐワノ国行かねぇと！！」
やっぱりそこまでか
「行き方わかんのかー？」
「わかんねぇ！！教えてくれ！A！！」
はぁ、とため息をついてルフィを見る
「落ち着けルフィ、俺の最後の記憶はお前がカイドウに勝ってワノ国を出たとこだ
つまり、ルフィがまだ思い出してないのか、それともそもそも与えられてないのかは知らんが、記憶が無いだけでお前はカイドウに勝ってる
みんな救ったんだ、ルフィ」
「俺カイドウに勝ったのか、、！？」
「そうだよー
ももの助くんが引っ張っていくんだってー
ワノ国、いい国になるよ」
「そうか、、にっしし！！よかった！！」
記憶は必ずしも全て思い出した訳では無い
ということは僕も思い出してない、思い出せていない何かがあるかもしれないってことだ
出来れば思い出したい
死んだ記憶もないまま気づいたら子供だったのだ
今世も大分訳ありだなー僕
「戻ろうか、ルフィ」
「おう！」
ニコニコ笑っているルフィが可愛すぎる
見事更地となったUSJの真ん中に立つ僕とルフィ
見渡す限り続く広大な敷地
遮るものもなく、視界の上半分には青が広がっている
思い出すのは人生の半分以上を過ごした、あの広い海と空
今度、海でも見に行こうかな
今はただ、この惨状から目を逸らしたかった
現実から逃げるためか、感傷に浸る脳
、、ああ、空がきれいだなぁ
「零焼、、！！お前限度ってもんをだな、、、！」
これから来るであろう地獄に僕は目をそらす事しか出来なかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 51人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美園(プロフ) - とても面白いです。海楼石果たしてどこから…続きたのしみでわくわくです (12月27日 8時) (
レス) id: 02362bd30a (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - あんまりワンピースとヒロアカのクロスオーバー小説って無いのでとてもありがたいです!!!しかもめちゃおもろい…これからの話が楽しみになってきます!!!更新楽しみにしています!!!✨ (9月30日 16時) (レス) id: f18589988d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らいすあんどらいす | 作成日時：2023年1月18日 18時
