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4話 いつもの君 ページ4
初出勤の日、おれはあまり雫と話してない。
受け入れてない自分がまだいるからだ。
雫｢お仕事がんばってね！私応援してる！フレーッフレーッあずs｣
ﾊﾞﾀﾝｯ…
なんだこいつ…。
見た感じ大人に見える…が中身は子供か？
会社に行くために駅を目指し歩きだした。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
初出勤,初日からまさかの残業だった。
今日ばあちゃんの見舞に行こうと思ったけど無理そうだ。
ばあちゃんは僕が15の時に病気になりそれからずっと眠ったままだ。
目を覚ましてじいちゃんは死んだなんて言ったらどんな顔するだろう…。
ばあちゃんの泣いたとこ見たことないな。
いつも我慢したり影で泣いてたのか？
ばあちゃんのことをかんがえながら踏切を渡りきる。
踏切を渡りきったら我が家はすぐだ。
雫がまた煩いんだろうな。
ため息を一つ零し玄関のドアを開けた。
すると朝のようにうるさくは無く、玄関にその姿はなかった。
また寝てるのか？
梓｢…雫？｣
雫｢あ、梓。おかえり。｣
窓を開け外の景色を見ていた雫はいつものようにうるさくは無かった。
雫の顔は少し寂しそうに見えた
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作者名：狸仔 | 作成日時：2016年10月24日 22時
