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3話 最近の幽霊事情 ページ3

片付けがなんとかおわり時計の針は7時を指していた。








雫はあの絵本を読んだ後も1人で騒いでいたが今はぐっすり寝てしまっている







幽霊って睡眠とるのか…。









財布を手に持ち靴を履き静かに外へと出た









外は陽が落ちたせいか少し肌寒い。









パーカー羽織ってこればよかったなんてかんがえながら近くのコンビニへと足を進めた。









梓「幽霊ってご飯食べるのか?」








プリンが目に入りまた独り言を発した。








まぁ、プリンくらいなら買って言ってやるかなんて考えている俺は情が深いのか…。









じいちゃんとばあちゃんに似たんだな









自分の弁当を適当に選びレジに並んだ








ーーーーーーーーーーーー





ガチャッ






ドアを開ける音に起きたのか目を擦りながらむくりと起き上がった雫はまだ眠そうだ。








雫「梓…出かけていたの?」







梓「あぁ」








短く返事をし袋からプリンとつけられたスプーンを取り出した。








梓「幽霊って飯とか食うのかわかんねえけど……。ほら」









彼女に手渡しでわたそうとするが俺の手は通り抜けた。









そこで再確認したが本物の幽霊らしい。









まだ寝ぼけている雫の前にプリンを置くと俺も地に座った








雫がプリンだと気づきはしゃぎ回る4分前

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作者名:狸仔 | 作成日時:2016年10月24日 22時

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