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6話 ページ8

A目線

ハァ…廊下通ってるだけで凄いキャーキャー言われるんですけど。

天月「あはは…2人ともモテモテだねぇ。」

私のため息が漏れていたのか、私やまふの表情を見て言ったのか分からないが1つだけ分かる事がある。
それは……

『天月君。君もモテてるんだからね…。』

天月「え、僕なんか2人と比べればモテてないから!」

そう笑顔で言ってくるんですが…いや、モテてるよ!?
だって普通にカッコいいもんね!あ、私はそういう目で見てないから安心してね。
っていうか毎回こんな感じで話しながら、教室まで行ってるんだけど…

まふ「教室着いた!じゃあね〜、Aと天月君!Aはサボりすぎたらダメだからね!!」

『言われなくても。分かってるし!!じゃ、後で!!』

天月「うん!また後でね!!」

そう言って、まふが教室へと入っていった。
ちなみに私と天月君は3組でまふが1組ね。
サボりすぎたらダメか…。だって、授業も全部分かっちゃうしつまんないんだもん!!

『あ、やっと教室着いた。』

天月「で、今日もサボりに行くの?」

天月君に教室に着くなり、聞かれてしまった。
うーん…めんどくさいから午後だけ出ようかな。
確か午後は、移動教室でもなかったし先生も怖くないから寝てられる!

『午後から授業に出るよ!出席日数とかが足りなくなっても嫌だしね……。』

天月「そっか。僕もたまにはサボっちゃおうかなぁ。」

え!?天月君もサボるの!?
珍しいなぁ。いつもはちゃんと授業受けてるのに。

『別に、良いよ!一緒にサボる?』

天月「うん!そうしよ!!」

やった!サボるって言ってもする事ないし…1人だと暇だったんだよね!!

『ねね!じゃあ今から、屋上行こうよ!!』

天月「分かったから!腕引っ張らないでよ。」

だって、楽しみなんだもん。
天月君とだと色んな話ができて面白いしね!
私の数少ない友達の1人だもんね!!

『今日は、先客来てないと良いなぁ。』

天月「先客?」

そうなんだよ。たまに居るんだよなぁ。
ま、大体が知ってる人だから良いんだけどね…。
そう思いながら私は、天月君を引っ張って屋上へと続く階段を上っていった。

天月「A、地味に力が強い…。」

わ…酷い。
今地味にdisられた気がする。
そう思いながらも屋上のドアを開けると、そこにはもう先客が居た。

天月「あ!!」

『やっぱり居たか…。』

そこには、見覚えのある顔が居た。

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トーラン☆★(プロフ) - さん» そう言ってもらえて嬉しいです!更新頑張ります!!これからもよろしくお願いします!! (2020年4月20日 15時) (レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白すぎます!この作品大好きです!応援してます! (2020年4月10日 6時) (レス) id: 791a99e14f (このIDを非表示/違反報告)
トーラン☆★(プロフ) - 喜春さん» ありがとうございます!そう言ってくれる方がいるだけで頑張ろうと思えます!!応援よろしくお願いします!!更新も頑張ります! (2020年4月1日 0時) (レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
喜春 - コメント失礼します。とても面白いです!これからも頑張ってください!応援してます! (2020年3月31日 16時) (レス) id: d9f7f3b7dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トーラン☆★ | 作成日時:2019年9月17日 2時

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