25話 ページ27
A目線
はぁはぁ…流石に屋上から体育館への走っての移動はキツな。
3階だっけ？そこから1階まではキツいww
一応…まだ昼休みだしOKだよね？
そう思っていると、誰かが倉庫の中に入ってきた。
女の子1「ずいぶん遅かったわね…。」
と言いながら、何人かの女の子が入ってきた。
これは…告白ではないね。うん知ってたよ！
でもあなた達誰ですか！？
『えっと…皆とご飯食べてたら遅くなっちゃって。ごめんね。』
女の子1「皆って誰？」
『えっ…兄弟とか天月君とか96ちゃんだよ。』
女の子2「は？人気者アピールかよ。ウザすぎw」
んん？
『…別にそんな事言ってないんですけど。』
女の子3「しかも自覚ないとありえな〜い！」
ぶりっ子もいるぞ！
これは…いやがらせというやつなのか？
女の子1「っていうか貴方ごときが、そらる様たちに近づかないでよ。」
あっ…そういう事なのね。
そういう感じで呼び出したって事か。
『近づかないでって言われても、私から近づいてるわけじゃないし…兄弟なのでそれはちょっと…。』
女の子3「はぁ？」
女の子2「でも血は繋がってないんでしょ？いつでも縁切ろうと思えば、切れるじゃん。」
こっちがはぁ？
何ですけど…。
女の子1「まぁ私たちもそこまで鬼じゃないので、必要最低限近づかなければ許してあげるわ。」
女の子2「明日は、一人でお昼ご飯も食べてね！」
女の子3「それが出来ないなら…どうなるか分かってるよね〜？」
女の子たちはそれだけを言って、高らかに笑いながら倉庫を出て行った。
あの人たちって、嵐みたいに過ぎ去っていくな。
『縁切ればいいかぁ…。』
そんなの考えた事もなかったし、考えたくもなかった。
ずっと幼い頃から一緒にいたので…当たり前のことだと思ってたからね。
こんな事前にもあったけど…前はすぐに終わったんだったっけ？
『今回もそれで済んだら良いなぁ…。』
それに他の人にも迷惑かけてないし、近づくか近づかないかは自分で決めればいいよね！
うん。そうだよね！！
『あぁ！この事はもう考えないようにしよ！！』
授業もこんなグチャグチャな気持ちで出れないから。
出ない！
屋上には、そらる兄が居そうだし…。
『他のところでさぼっとこ。』
そう言って私は、倉庫を出て歩き出した。
向かったのは、軽音部の部室だった。
今の時間なら誰もいないでしょ！
『ちょっと寝とこ〜！』
私は、気持ちを紛らわすために鼻歌を歌いながら部室へ向かった。
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トーラン☆★(プロフ) - さん» そう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！！これからもよろしくお願いします！！ (2020年4月20日 15時) (
レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白すぎます！この作品大好きです！応援してます！ (2020年4月10日 6時) (レス) id: 791a99e14f (このIDを非表示/違反報告)
トーラン☆★(プロフ) - 喜春さん» ありがとうございます！そう言ってくれる方がいるだけで頑張ろうと思えます！！応援よろしくお願いします！！更新も頑張ります！ (2020年4月1日 0時) (レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
喜春 - コメント失礼します。とても面白いです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年3月31日 16時) (レス) id: d9f7f3b7dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トーラン☆★ | 作成日時：2019年9月17日 2時
