9話 ページ11
A目線
そんなこんなで、昼休みの時間が終わって…午後の授業が始まってしまった。
はぁ…授業って面白くもないしさ、つまんないんだよね。
先生がただただ喋ってて本当に、皆が理解してるのか分かってるのかなぁ。
先生「じゃあ、この問題を…西園。解いてみろ。」
天月「おーい。Aちゃん、当てられたよ！」
天月君が小声で教えてくれて気がついた。
っていうか今、数学の授業してたんだっけ。←
ずっと外とかしか見てなかったから、分かんなかった。
モブ1「A様が前に出て解く！」
モブ2「あっ、A様が近くを通るわ！！」
私が通るだけで、皆が騒がしくなる。
先生「おいっ、どうしたんだ。西園、解けないのか？」
どうやら、私は数学の先生にも嫌われているようだ。
女の先生には大体嫌われてるって自覚はあったけどなぁ。
ま、解けばいいんでしょ。さっきからずっとニヤニヤしてて先生キモすぎ…。
『分かりました…。』
そう言って、私は黒板にスラスラと答えを書いていった。
皆がポカーンとしていた。
あの先生もだ。でも、こんなのもう慣れっこだ。
『これで良いですか？』
先生「ああっ…正解だ。」
ほら、私が間違うわけじゃないから。
正解すれば皆黙っちゃうんだよ。
つまらないなぁ。早く帰ってバカ騒ぎした方が良いんだけど…。
天月「凄いね！Aちゃん！！」
『いつもの事だからね。』
天月君に声をかけられたので、そう笑って答えた。
あ…もちろん全部小声ですよ。
そして、また私は外を見てウトウトとし始めた。
それがいつもの5、6時間目の事。
放課後になれば誰もが元気に騒ぎまくる。
さっさと帰ろう。
モブ3「ねねっ、今から部活行こーよ！」
そんな声が聞こえてきた。
『部活ねぇ…。』
私は、部活ってものに入ってない。
入ろうとも思っていない。
あ、一応私って生徒会だからね？クラスから男女1人ずつって言われて私と天月君が推薦された。
『ま、生徒会の方が楽しいんだけどね！！』
生徒会のメンバーは、皆が知っての通り。
そらる兄・うら兄・志麻兄・まふ・天月君・私・96ちゃん・坂田・センラのいつものメンバーですね。
天月「ねー、今日ってさ。生徒会の集まりってあったっけ？」
『んー…確かなかっと思う！！』
そんな会話をして天月君と教室を出た。
生徒会の集まりも少ないんだよね…。
靴を取ろうとした時に、手紙が置いてあるのに気づいた。
『またか……。』
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トーラン☆★(プロフ) - さん» そう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！！これからもよろしくお願いします！！ (2020年4月20日 15時) (
レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白すぎます！この作品大好きです！応援してます！ (2020年4月10日 6時) (レス) id: 791a99e14f (このIDを非表示/違反報告)
トーラン☆★(プロフ) - 喜春さん» ありがとうございます！そう言ってくれる方がいるだけで頑張ろうと思えます！！応援よろしくお願いします！！更新も頑張ります！ (2020年4月1日 0時) (レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
喜春 - コメント失礼します。とても面白いです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年3月31日 16時) (レス) id: d9f7f3b7dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トーラン☆★ | 作成日時：2019年9月17日 2時
