3話 ページ5
A目線
『ねぇ、お父さん！もうやめなよ！お母さんも嫌だって言ってるじゃん！！』
皆が驚いていた。
私も驚いたそして、何でこんな事を言ったのだろうとすぐに後悔した。
父「あ？別に良いじゃねえかよ！！こんな女の言う事なんて聞かなくても！お前もコイツと同じ事をしてやろうか？」
ああ、間違ったな。
そう思ったけど…
そらる「やめろよ！」
うらた「子供にも暴力振るう気かよ！！」
志麻「アンタなんて…」
坂田「もう父親なんかやない。」
センラ「母さんにも謝れよ！！」
まふ「そうだよ！！」
皆も私と同じように思っていた事を言ってくれた。
そして母は、私が殴られそうになった所を止めてくれた。
母「お願いだから。この子達には手を出さないで…。」
と、泣いて止めてくれた。
でもすぐに、母は心臓の病気で亡くなってしまった。
すると、父は母からの願いを聞かずに私達に手をあげるようになった。
『もう嫌だよ…』
言いたかったけど、言えなかった。
だって私だけじゃないから、辛い思いをしてるのもこんな気持ちになってるのも。
せめて中学を卒業するまでは我慢しようと皆で約束した。
母はもしもの為に私達への財産を残してくれたから高校からは父と別居して暮らすつもりだ。
まふ「いよいよだね。」
時は流れて私達は無事に中学を卒業した。
志麻「アイツが寝てる時に…」
坂田「家を出ていくんやろ？」
うらた「そう。だから今準備しとけよ。」
そらる「焦んなくても良いからな…。」
そうして私達は、家を出る事にした。
深夜になって父が寝たのを見ると私達は玄関の扉を開けて出ようとしたその時だった…
急に電気がついて部屋が明るくなったと思えば、部屋から父が出てきた。
父「やっぱり出ていくんだな…別に出ていっても良いが、Aだけは残していけ。」
そう言われて腕を掴まれた。
何で自分を残していけと言ったのか分からなかった。
また母と同じ様にいつもの様に、殴られるのかな。と思うとすごく怖かった。
坂田「そんな事出来るわけないやろ！」
志麻「何でAなんや！！」
うらた「その腕を話せよ！！」
そう言って皆は私を父から遠ざけた。
そらる「俺たち、もう出ていくから。」
その後は、すぐに家を出てまた別の家探しをした。
優しい大家さんや高校の先生方に恵まれて学校などにも行ける事が出来た。
そして今にたどり着いた。
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トーラン☆★(プロフ) - さん» そう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！！これからもよろしくお願いします！！ (2020年4月20日 15時) (
レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白すぎます！この作品大好きです！応援してます！ (2020年4月10日 6時) (レス) id: 791a99e14f (このIDを非表示/違反報告)
トーラン☆★(プロフ) - 喜春さん» ありがとうございます！そう言ってくれる方がいるだけで頑張ろうと思えます！！応援よろしくお願いします！！更新も頑張ります！ (2020年4月1日 0時) (レス) id: 5d8b505139 (このIDを非表示/違反報告)
喜春 - コメント失礼します。とても面白いです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年3月31日 16時) (レス) id: d9f7f3b7dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トーラン☆★ | 作成日時：2019年9月17日 2時
