いつもふと思いつくので書いちゃいます！2【短編集】

しません　続 ページ26

志麻side

本当はどっちでもいいんだ。だってセンラさんが居なくなる事にはかわりない



センラさんが居なくなった世界に価値なんてない



迎えた最後の日__

セ「志麻くん…ごめんな」
志「何で？」
セ「センラの我が儘で辛い思いさせて…」
志「…いや、誰かの中でセンラが生きるならそれで十分素敵なことやで」
セ「色々考えた…けどやっぱり」



センラさんの目から涙が溢れる



セ「本当は、もっと、ずっと、志麻くんと生きていきたかったっ…」
志「っ、そんなん俺もやで？」
セ「例え提供してもらっても進行すれば、１年未満しか生きられない。なら…誰かの為にって…」
志「うん」
セ「最初はこうして最後に手を繋げるなん、て思ってなかった…キス出来たのも嬉しかっ、た。」



思い出が走馬灯のように二人の頭に流れる



セ「心残りは志麻くんと１つになれんかった事やけどw」
志「けど心は１つだろ？愛は変わらない」
セ「ふふwせやね。そだ写真撮りましょ？思い出残しましょ？」
志「ええよ」



センラさんの肩を抱き寄せる



セ「ちゃんと笑ってや？」
志「分かってるw」



ﾊﾟｼｬ



志「一生の思い出。待ち受けにする」
セ「じゃあ僕も」
セ「志麻くん、キスして、思いっきりぎゅってしてやぁ…最後の、我が儘やからっ…」
志「っ…最後になんて…させないっ」



センラさんに深い深いキスをする。愛してるって叫ぶみたいに抱きしめながら。



セ「ん、……志麻く…愛して…くれ、てありがとう………」









セ「愛してる、で」








それからセンラさんは喋ることなく、そっと瞼を閉じた。



センラさんからの置き手紙が枕元にあった。あの時センラさんはどんなに考えて話してくれたかと思うと、自分を殴 りたくなるくらい胸が締め付けられた。



それから数日後___

看「月崎様でございますか？」
志「はい」
看「折原様のドナーを提供する方が決まりました」
志「そうなんですか…」
看「それを伝えに。するのは14歳の佐々木様。女の子です」
志「ぜひ今度お会い出来ませんかね？」
看「相手側も会いたいと仰っております。いつでも構わないと」
志「明日伺います」
看「承知致しました。では明日お越しください」


ﾂｰﾂｰ


志「そっか、見つかったんだ…」



おめでとう。センラさん。





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おはこんばんにちは！

でぃあぼろです！

初のシリアスではないでしょうか？

これからも頑張ります！でぃあぼろでした

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