【募集企画】 colosseum 【企画終了】 (ページ12)

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【ストーリー4】第二章追記○ ページ12

2章以降死んでしまう子には通知を送っていません。あくまで「予定」だったということをお忘れないようお願いいたします。

　二章も同様、目覚めたらコロシアムに既にいた。やらざるをえないこの状況の中、しぶしぶ仮想世界に入っていくのだった。

　第二ゲームは、ペアを組んでやるというものだった。といっても、お互い、誰と誰がペアにさせられたのかは不明だった(自分のペア相手しか知らない状態)。
　最初の視点は蜘蛛川巴。彼女は、生崎琉とペアだったのだが、第一ゲームにて人を嬲る悦楽を覚えたため、個人行動を提案して一人で行動をし始める。そして、第一ゲームにて蜘蛛川巴にとって危機を感じさせた灰島潤のところへ向かうことに。しかし、出会ってみて彼は無属性を選択していたと知る。詳しく能力を見てみると、一瞬だけ行動不能になるという欠点を発見。まずは一緒に行動している京雪に軽傷を負わせ、灰島潤の能力を発動させることに。少しでも2人の距離を離すことに、蜘蛛川巴は専念した。

　既に1日が終わりかけているが、誰かを殺したというゲームマスターのアナウンスが鳴る気配はない。もしかして、既に死んでいる人がいるのでは？と感じた夜月明莉は奏音(東雲颯斗)に相談し、2人で被害者を探すことに。その後、探しているうちに発見したのは三つ編みの女の子。アナウンスから、花残響が死んでしまった、ということを告げられた。

それがきっかけで、コロシアムに良い印象を抱いていない数人が行動を始める。そのときに、京雪と灰島潤の距離が離れた。それを良いことに、蜘蛛川巴は京雪に攻撃をしかける。あくまで死なない程度の傷を。負傷した京雪を見つけた灰島潤は、彼の傷のつき方を見て、あることに気づく。生崎琉から聞いた皐月美乃、若鷺廻と酷似していたから。連続的に人を殺している犯人がわかるかもしれない、と思い能力を使って彼に治療を施そうとした。
　蜘蛛川巴はそれが狙いだった。能力を使うことに集中している灰島潤から、彼が所持している武器を手に取り、振りかぶると、思いきり叩きつけた。
　まだ息のあった京雪がいたことにより、灰島潤が死亡したことはすぐにアナウンスされた。結局、治療ができていないため、京雪が亡くなるのも時間の問題だろう。長居する理由がなくなった蜘蛛川巴は、その場を離れた。

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