38話 ページ44
全て食べ終えると重箱だけが片付けられた。
(フッフッフッこの時を待っていたのだよ)
ありもしないメガネをくいっと上に持ち上げた。
私がこのお店の存在知った時にもうひとつ、ここに惹かれるものがあった。
それは・・・
残った抹茶にミルクを加え抹茶ラテとして飲む方法・・・!
ああ、なんて罪深い・・・
店員さんがミルクを注いでくれた器を見る。
ふーっと息を吹きかけ、熱をとってからゆっくりと器を傾けた。
(・・・!なにこれ・・・!?)
「すっごく美味しい〜!」
いづみさんと声をはもらせて言った。
抹茶特有の苦味とそこに潜む微かな甘さに旨み・・・!それを引き立てるミルク・・・!
ああ・・・
京都に来て良かったぁ・・・。
心の底からそう思った1日であった。
_
京都から帰ってきて数日後。
【モイ! -iPhoneからのキャス】
「どうもこんにちわ〜!」
『こんにちわ!』
『何の枠ですか?』
『こんにちわ!』
『お久しぶりです!』
『くらりす〜!』
「あーえっとね、今日は雑談だよ〜。質問とかも聞くからコメントしていってね!」
『はーい!』
『くらりすは何歳ですか?』
『了解です!』
『(*^^*)』
「んー?くらりすは何歳ですか?・・・私はねー、もう268歳のおばあちゃんだよ〜」
『えええええ』
『え、21歳じゃ・・・』
『えっ』
「なんてね、うそうそ!本当の私の年齢は〜
Webで!」
『ええええええ』
『wwwwww』
「はい、言いたかっただけです!じゃ次!」
『学生時代は何部でしたか?』
『くらりすきも』
『どこ出身ー?』
『好きな歌はー?』
「おう・・・どんどんくるねー。えっと・・・学生時代は何部でしたか?・・・私は中高とバレー部だったよ!
出身は東京!好きな歌は今までうたみた上げた曲たちかな。」
『東京〜!一緒!』
『バレー部って意外・・・。』
『きもい』
『運動部だったんだ〜!』
「あ、あー!アンチ見つけたよ、アンチ!」
『あーさっきからいましたね。』
『えっ』
『アンチ!?何処ですか!?』
「どうもこんにちわ!アンチのお方!出てきてください!」
『きもい』
『媚びてるのうざい』
『くらりす、アンチに微動だにせずwwwww』
「アンチさん、いつも見てくれてありがとうございます!」
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まきのん♪(プロフ) - 続編作ってください!お願いします! (2018年2月12日 0時) (レス) id: dd4c972d72 (このIDを非表示/違反報告)
姫桜(プロフ) - この作品とても大好きなので続編お願いします!! (2018年2月11日 20時) (レス) id: 7d352ba43a (このIDを非表示/違反報告)
菜雪(プロフ) - 続編を作って頂けるのならば、作って欲しいです! (2018年2月11日 18時) (レス) id: ca84b4ff55 (このIDを非表示/違反報告)
零 - いつも更新される度に読ませてもらってます! 是非続編の方をお願いします! (2018年2月6日 12時) (レス) id: 8419ddaaac (このIDを非表示/違反報告)
らぐらす(プロフ) - 夏月さん» ありがとうございます!チーターになれるように頑張りますね! (2017年12月19日 23時) (レス) id: 1e5c024882 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らぐらす | 作成日時:2017年11月2日 1時