37話 ページ43
京都には2泊3日で泊まる予定だった。
それは案の定早くて
明日の朝には帰らなければならない。
部屋のバルコニーで夜空を見上げながら早いなぁなんて呟く。
今はもう夜遅い時間。
いづみさんはベッドですやすやと寝ていた。
別に何かしていた訳でもないがただ何となくこの時間まで起きていたという訳だ。
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ボーッと携帯を眺めていればピコンという音と共に至さんからのLIME。
一緒に混浴入ろ
という簡単なメッセージであった。
そう、簡単な・・・・・・かん、た・・・ん?
んんんんんん?
一緒に混浴!!!!!!!???は??????
嫌だ!絶対嫌だ!明日腰痛い中重い荷物持ちたくない!
私は未読スルーして寝ているフリを装った。
するとまたピコンときた。
”無視しても無駄だよ。携帯弄ってるの分かってるし。"
なんだこの人怖い。
”Aバルコニーにいるでしょ。”
”ここから良く見える”
いや、ほんと何処から見てんの!?至さん達の部屋凄い遠い筈だけど・・・。
取り敢えず怖かった私は静かにベッドに潜り込んだのだった。
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「ふわぁ〜」
起きて早々大きいあくびをした。
女子らしからぬ行為だがこの際どうでもいい。
今日は帰る日だ・・・。
京都を巡って、そして帰ろう。
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昼近くにチェックアウトをした私達。
この後祇園近くの抹茶フォンデュのお店に行きます!もう、ものすごく楽しみ!
男子陣達と別れ、いづみさんと2人で先ずは八坂神社へと向かった。
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八坂神社の直ぐ近くに目当てのお店はあって、今は店内。
実はもう頼み終わりました。
抹茶フォンデュ楽しみ〜!
いづみさんと話していれば店員さんが抹茶フォンデュを持って登場。
2段の重箱みたいなものとマグカップに入った抹茶。
店員さんが説明してくれるけど早く食べたい!
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店員さんの説明を聞き終え、先ずはバナナを抹茶につけてパクリと食べた。
「ん〜!美味しい〜!」
バナナの甘みに苦めに作られた抹茶がすごく合う!
でもこの抹茶、苦いだけじゃなくてほのかに感じる甘さが良いアクセント!濃厚に作られていて、炙られたフルーツとよく絡む!
あまりの美味しさにぱくぱくと食べ進め、もう重箱の中には何も入っていなかった。
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まきのん♪(プロフ) - 続編作ってください!お願いします! (2018年2月12日 0時) (レス) id: dd4c972d72 (このIDを非表示/違反報告)
姫桜(プロフ) - この作品とても大好きなので続編お願いします!! (2018年2月11日 20時) (レス) id: 7d352ba43a (このIDを非表示/違反報告)
菜雪(プロフ) - 続編を作って頂けるのならば、作って欲しいです! (2018年2月11日 18時) (レス) id: ca84b4ff55 (このIDを非表示/違反報告)
零 - いつも更新される度に読ませてもらってます! 是非続編の方をお願いします! (2018年2月6日 12時) (レス) id: 8419ddaaac (このIDを非表示/違反報告)
らぐらす(プロフ) - 夏月さん» ありがとうございます!チーターになれるように頑張りますね! (2017年12月19日 23時) (レス) id: 1e5c024882 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らぐらす | 作成日時:2017年11月2日 1時