35話 ページ39
「わっAちゃん胸おっきい〜！どうしたらこうなるの!?」
最近の大学生は凄いなと感心するいづみ。
「え、ひゃ!?ちょ、いづみさ！そんなとこ触らないで下さいよ〜！」
「いいじゃんいいじゃん！」
きゃっきゃっとAといづみがはしゃいでるのが聞こえる。
「･･･」
MANNKAIカンパニー所属の劇団員達はそのはしゃぎ声に顔を真っ赤にさせるのだった。
＿
時は数時間前に遡る。
「いづみさん！京都行きましょ！」
「え、いきなり!?･･･でも京都いいね！行きたいな！」
Aがいづみを京都に誘った事が始まりだった。
「じゃあ劇団員皆で稽古合宿も兼ねて行きましょうよ！」
「いいね！じゃあ行こっか！」
＿
という事で京都に来ちゃいました〜
湖袋駅から品田駅に行って、新幹線で２時間。
「意外と近いんですね〜」
「そうだね。２時間しかかからないなんてね。」
「私の中学校は家まで往復2時間かかるのでそれ考えたら凄いですよね」
「え、凄く遠い所だったんだね！」
話しながら歩いて着いた先は
まさに
和風
なホテル。
ここが建てられたのは3ヶ月前らしいから凄い綺麗だ。
「和って感じ」
「いいね」
「素敵な所ですね！」
様々な感想を言いながら入っていく劇団員達であった。
＿
チェックインを終えたいづみ、左京が仕切る。
「部屋は3つだ。1つは監督さんと白雪の部屋。」
「もう２つは同じ部屋を襖で仕切ったものです。」
「つまりは女子と男子で分かれている、という事だ。」
へー。なんか修学旅行みたい。
男女一緒でも何も起こらないのにね･･･。
1部がぶーぶーと文句を言うのを無視して部屋へと向かった。
＿
カード式の鍵を使っていづみさんと部屋に入ると
「え〜！凄く広いね〜！」
フロント同様和を基調とした部屋は(予算という名の大人の事情で)ビジネスホテルにした割には広く、ベッドもふかふかでお風呂もそれなりに広かった。
布団でごろごろしてお菓子を食べたりいづみさんと駄弁るこの時間･･･
凄く幸せ･･･。
(･･･でも、純くんあっちで大丈夫かな〜)
まだ入って数日しか経ってないから人見知りの純くんにはキツいところもあるんじゃないかと心配している。
まぁそんな純くんの為にもここに来たわけだけど
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 364人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まきのん♪(プロフ) - 続編作ってください！お願いします！ (2018年2月12日 0時) (
レス) id: dd4c972d72 (このIDを非表示/違反報告)
姫桜(プロフ) - この作品とても大好きなので続編お願いします！！ (2018年2月11日 20時) (レス) id: 7d352ba43a (このIDを非表示/違反報告)
菜雪(プロフ) - 続編を作って頂けるのならば、作って欲しいです！ (2018年2月11日 18時) (レス) id: ca84b4ff55 (このIDを非表示/違反報告)
零 - いつも更新される度に読ませてもらってます! 是非続編の方をお願いします! (2018年2月6日 12時) (レス) id: 8419ddaaac (このIDを非表示/違反報告)
らぐらす(プロフ) - 夏月さん» ありがとうございます！チーターになれるように頑張りますね！ (2017年12月19日 23時) (レス) id: 1e5c024882 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らぐらす | 作成日時：2017年11月2日 1時
