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「そっか…そうだよね」
すばるくんの事に触れてもいいのかな？
触れない方がいいのかな？
それとも触れないとダメなのかな？
正解がわかんないまま侯くんの横に座る
「クスッ」
っと小さな笑い声がした
私はまるで効果音でも聞こえて来そうなほどの勢いで侯くんを見る
そこにはすごく優しい顔した侯くんがいて
そして静かに話始めた
「あの日」
「すばるから関ジャニ∞を脱退したい」
「そう言われたんや」
「辞めるのとは違う。お前らに甘えてまう自分が簡単に想像出来るから、やから関ジャニ∞から離れたい」
「そやないと俺にとっても、お前らメンバーにとっても、eighterにとっても良くないねん」
「って」
私はまだ正解がわからないまま
頷くことさえできずに話を聞いていた
「イヤやって、何で1人にならんとあかんのやって、みんなでその夢見ようやって」
「それが無理ならちょっと間休んだらええやんけ」
「やりたいだけやって満足したら戻ってきたらええやんけ」
「そうみんなで言うても」
「絶対きかへんねん」
「あいつはめちゃめちゃ不器用で頑固やねん」
「やから色んな言葉で引き止めながらも、あ〜こいつが一回決めたこの思いを変える事は無いんやろなぁ」
「そう思ってる自分もおって」
「けど、関ジャニ∞からすばるがおらへんようになるんを簡単に認められへん自分もおって」
「……」
そこで侯くんは唇を噛んで黙ってしまった
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作者名：UTA
| 作成日時：2018年8月21日 5時
