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あの日
多分、すばるくんの口から関ジャニを抜けたい
ってそう言われた日
隆ちゃんは
一言も話さへんまんま
直接書斎に入って行った
そして
朝まで出て来んかった
私は
何にも分からへんまま
不安に押しつぶされそうになりながら
声をかけることすらできずに
一晩中
書斎のドアの横で膝を抱えてた
朝、私が仕事に行く時間になっても隆ちゃんは出てこんくて
私はテーブルの上に朝ご飯を用意して出かけるしかなかった
私は多分きっと女の人の中では隆ちゃんに1番近いところにおるけど
隆ちゃんの中には入らせてはもらえてない
それはある意味
片思いより辛くて苦しい
そんなこと思いながら
慌てて仕事から帰ってきて
テーブルに残ったまんまの
手付かずの朝ご飯を
隆ちゃんが食べ散らかしたパンのゴミを見ながら食べた
泣きながら…食べた
そんなこと思い出してた
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作者名：UTA
| 作成日時：2018年8月14日 6時
