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元々は高校の時にサッカー部のマネージャーしてて
同窓会した時にキャプテンだった子と再会して
その子が仲間と作ったフットサルチームのマネージャー頼まれて
ブランドとトレンドそれに男の人の話しかしない大学の友人関係に
ほとほと疲れていた私は二つ返事で引き受けた
学生の時とは違って色んな歳の色んな職種の人が所属するチームは
それぞれのスキルは高くて
高いからこそ
あくまで楽しむためのチーム
来れる人が来れる時に来る
試合の凄かったプレーは話しても
ダメだったプレーの事は終わってから話さない
勝つためのプレーがしたい人は他のチームに行く
普段の生活は詮索しない
ってルールがあって
みんなが笑ってプレーしている
そんなチームにすっかり馴染んだ頃
かつてＪリーグで活躍した事もあるチームのメンバーがある日連れてきたのが
関ジャニの村上信五だった
人見知りな私には考えつかないほどのコミュ力で
あっという間にチームに馴染んで
何よりもフットサルが
ボールを蹴ることが楽しくて仕方ないんだろうな
そう思わせる彼に
八重歯見せて子供のように笑う彼に
私の事を
苗字から名前のちゃん付けに
名前のちゃん付けから呼び捨てに
何の躊躇いも照れもなく変えていく彼に
アイドルである彼に
惹かれないようにするのに必死だった
あの忘年会の日も...
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作者名：UTA
| 作成日時：2019年1月26日 21時
