6 ページ30
｢ここやと冷えるから｣
そう言うて
私を立ち上がらせたらリビングまで手を繋いで連れてってくれて
ソファーに座らせたら
ティッシュで鼻をかんでくれて
されるがまんま
必死で息を整えてる私を見て
ほんまに優しく私の顔を覗き込んで
｢どうしたんな？｣
｢泣き虫Aちゃん｣
って言うてくれた
｢......｣
何も言われへん
やって何も無いんやもん
ただ
私が勝手にパニックっただけやもん
はあぁぁ
って一つ大きくため息ついて
すばるくんは立ち上がってしもた
呆れられたんかな？
呆れたやんな
そう思ってたら
コーヒーの良い匂いと共に
すばるくんが戻ってきてくれた
｢砂糖入れといた｣
いっつもはミルクしか入れへん私に
そう言うてカップを差し出す
横に座ってカップ両手で持って
まるでお茶啜るように
コーヒー飲むすばるくん
私も両手でカップ持って一口飲む
｢あまっ｣
思わずそう言うた私に
｢びぃびい泣いてるお子ちゃまにはちょうどええやろ｣
言うてカップをテーブルに置いたら
私の肩を抱き寄せてくれる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 207人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
UTA(プロフ) - 8七色8さん» ありがとうございます。好きって言っていただけてほんま嬉しいです。私はかっこかわいいすばるくんが大好きなのでこれからも想い続けるし書いていきたいと思います。お付き合いいただけると嬉しいです (2018年12月17日 5時) (
レス) id: 916009774d (このIDを非表示/違反報告)
8七色8(プロフ) - この作品大好きです。担当だったのでDVDとかみれなくなったのですが、こういう作品では絵に描いたように思い浮かべられてほっこりします。 (2018年12月17日 1時) (レス) id: 8c103056a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：UTA
| 作成日時：2018年12月16日 11時
