麦わらの一味になりました。1 (ページ12)

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ナミ「なんか、すごい話聞いちゃったみたい、。
当事者からきくとまた別の話みたい。」

ウソップ「じゃあ、まるでこの海賊時代は意図してロジャーがつくったみたいだな。」

レイリー「そこはまだ、答えかねる。ロジャーは死んだのだ。
今の時代を作れるのは今を生きている人間だけだよ。
あの日広場でロジャーから何かを受け取ったもの達がたしかにいるとは思うがね。
君のよく知るシャンクスもその1人だろう。」

ルフィ「シャンクス知ってるのか。」

シルム「シャンクスさん！」

ルフィ「なんだ、お前も知ってるのか。」

シルム「レイリーさんと暮らしはじめてすぐの頃に会って、少しの時間だったけど遊んでくれたの。別れ際にはいつかまた会おうとも言ってくれた、。」

レイリー「イーストブルーならバギーという海賊も知らんか。あれらは2人ともうちらの船で見習いをやっていた。」

ルフィ「えー！シャンクスが海賊王の船にいたのか！」

レイリー「なんだ、聞いとらんのか。10年ほど前か。この島でばったりあいつと会ってな。トレードマークの麦わら帽子と左腕が無くなってた。訳を聞くと嬉しそうに君のことを話すんだ。
それ以来、いつか君に会いたいと思っていた。ここまでよくたどり着いた。新世界であいつは君を待ちわびているだろう。」

ルフィ「そっかぁ。そうかなぁ！俺も会いてぇなぁ！！」

レイリー「さて、状況も状況。船のコーティングの依頼だったな。私も今の本職の役割を果たすとしよう。」

はっちゃん「そういや、コーティングってすげぇ金がかかるんだけど。」

レイリー「いや、いいんだハチ。お前の友達から金はとらん。」

はっちゃん「よかった。ありがとう、レイリー」

ウソップ「なんかしらねぇけどただでいいんだと！」

サンジ「ありがてぇ、そりゃ。さすが太っ腹だー！」

ナミ「結構、節約できちゃったみたい！」