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センラ「でもAは…俺から離れたいんやろ?」
ほんとは離れたくなんかない。本当に本当に大切で、ずっと隣にいたいって思ってた。けど、、
A「私じゃ、だめだよ。」
センラ「…な、」
A「センラさんに無理させてばかりで、自分だけ幸せになって。そんなの、だめ。」
あなたに何度救われたかわからない。何度支えられたかわからない。でも私は、何を返せたんだろう。
それを考えるたびに自分を情けなく思った。
センラ「なんでそないこと言うんや…っ!」
A「っ、」
先程まで私の首元に埋めていた顔を上げ、大きな声を出した彼に動揺する。こんなに感情的なところ、初めて見たかもしれない。
センラ「…ごめん、でもそんなん一人で決めることちゃうやろ、」
私の反応を見てすぐにハッとした彼は、しまったと言う顔をして、目線を下に落とす。首に回された腕はそのまま、息がかかるほどのこの距離で思わずどきどきしてしまう。ああ、こんなにもこの人が好きだと実感してしまう。
A「……」
センラ「無理とかしてへん。俺が頑張れるのはAがおるからなんやで?」
A「…でも、お休みも会いに来てくれたり、忙しくても連絡くれたり…しんどいでしょ、、?」
センラ「会いに来るのも連絡するのも俺がしたくてしてることやねん。俺も毎日Aから幸せもらってるんよ、、おらんとか考えられへん。」
さらにぐっと近くに抱きしめられて、頭を撫でられている安心感。やっぱりこの場所が好きだ。
こんなに必要としてくれてるなんて、思いもしなくて。このまま近くにいて、あなたを好きでいていいのかなって。
センラ「お願いやから、離れていかんとって…」
A「ごめんね、センラさんが…好き、です。」
センラ「俺も、Aが好きやで。」
A「これからも、幸せにしてください…」
センラ「ほんま、離さへんから。」
ーーーーー
センラ「Aさん〜〜」
A「センラさん〜〜」
センラ「好きやで〜〜」
A「好きです〜〜」
センラ「ちゃうやろ、愛してるやろ?」
A「愛してます〜〜」
センラ「なんや軽いなあ、」
A「センラさんが軽いからです〜〜」
センラ「…愛してんで(真顔)」
A「〜〜!!!!!/////」
センラ「真っ赤なAもかわええなあ〜」
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いちご丸 - キヨさんの続きは!? (9月23日 0時) (レス) @page23 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
りーな(プロフ) - 文才凄いですね!?天才ですか!?坂田さんので泣きました(ガチです 更新頑張ってください!! (2022年11月14日 8時) (レス) @page23 id: 58a7f79ac7 (このIDを非表示/違反報告)
汐乃(プロフ) - キヨさんのだけでも投稿して貰えないですかね…?めちゃくちゃ続き気になってます…! (2021年7月17日 21時) (レス) id: d40f4a1ac2 (このIDを非表示/違反報告)
田舎女子 - キヨさんの続きめっちゃ気になります!!よければ、更新してほしいです! (2021年6月5日 16時) (レス) id: 67e9a9c4e5 (このIDを非表示/違反報告)
瑞姫(プロフ) - キヨの話の続きがとても気になります!更新はもうされないのですか?(T_T) (2020年11月12日 7時) (レス) id: ec711c6353 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のの | 作成日時:2018年5月31日 18時