検索窓
今日:1 hit、昨日:54 hit、合計:525,774 hit

04-3 ページ13

センラ「でもAは…俺から離れたいんやろ?」


ほんとは離れたくなんかない。本当に本当に大切で、ずっと隣にいたいって思ってた。けど、、


A「私じゃ、だめだよ。」

センラ「…な、」

A「センラさんに無理させてばかりで、自分だけ幸せになって。そんなの、だめ。」


あなたに何度救われたかわからない。何度支えられたかわからない。でも私は、何を返せたんだろう。
それを考えるたびに自分を情けなく思った。


センラ「なんでそないこと言うんや…っ!」

A「っ、」


先程まで私の首元に埋めていた顔を上げ、大きな声を出した彼に動揺する。こんなに感情的なところ、初めて見たかもしれない。


センラ「…ごめん、でもそんなん一人で決めることちゃうやろ、」


私の反応を見てすぐにハッとした彼は、しまったと言う顔をして、目線を下に落とす。首に回された腕はそのまま、息がかかるほどのこの距離で思わずどきどきしてしまう。ああ、こんなにもこの人が好きだと実感してしまう。


A「……」

センラ「無理とかしてへん。俺が頑張れるのはAがおるからなんやで?」

A「…でも、お休みも会いに来てくれたり、忙しくても連絡くれたり…しんどいでしょ、、?」

センラ「会いに来るのも連絡するのも俺がしたくてしてることやねん。俺も毎日Aから幸せもらってるんよ、、おらんとか考えられへん。」


さらにぐっと近くに抱きしめられて、頭を撫でられている安心感。やっぱりこの場所が好きだ。
こんなに必要としてくれてるなんて、思いもしなくて。このまま近くにいて、あなたを好きでいていいのかなって。


センラ「お願いやから、離れていかんとって…」

A「ごめんね、センラさんが…好き、です。」

センラ「俺も、Aが好きやで。」

A「これからも、幸せにしてください…」

センラ「ほんま、離さへんから。」



ーーーーー

センラ「Aさん〜〜」

A「センラさん〜〜」

センラ「好きやで〜〜」

A「好きです〜〜」

センラ「ちゃうやろ、愛してるやろ?」

A「愛してます〜〜」

センラ「なんや軽いなあ、」

A「センラさんが軽いからです〜〜」

センラ「…愛してんで(真顔)」

A「〜〜!!!!!/////」

センラ「真っ赤なAもかわええなあ〜」

短編集新作→←ひとこと。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (726 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2393人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 実況者   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

いちご丸 - キヨさんの続きは!? (9月23日 0時) (レス) @page23 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
りーな(プロフ) - 文才凄いですね!?天才ですか!?坂田さんので泣きました(ガチです 更新頑張ってください!! (2022年11月14日 8時) (レス) @page23 id: 58a7f79ac7 (このIDを非表示/違反報告)
汐乃(プロフ) - キヨさんのだけでも投稿して貰えないですかね…?めちゃくちゃ続き気になってます…! (2021年7月17日 21時) (レス) id: d40f4a1ac2 (このIDを非表示/違反報告)
田舎女子 - キヨさんの続きめっちゃ気になります!!よければ、更新してほしいです! (2021年6月5日 16時) (レス) id: 67e9a9c4e5 (このIDを非表示/違反報告)
瑞姫(プロフ) - キヨの話の続きがとても気になります!更新はもうされないのですか?(T_T) (2020年11月12日 7時) (レス) id: ec711c6353 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:のの | 作成日時:2018年5月31日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。