4話 ページ5
高柳「どうですか。別に知らなくてもいいけれど、知っておいた方がいい気はしませんか」
益々、授業が楽しみになってくる。
高柳「倫理は選択の余地があるものの、実は必修科目です」
これは少し前、高柳先生から個人的に聞いたことがある。再び高柳先生と目が合い、小さく微笑んだ。
高柳「今はピンと来なくても、1年間はしっかり学んで貰います。よろしく。それではまず授業の形態について_____」
__________
キーンコーン
高柳「お疲れ様でした。礼は…」
『俺がやります。起立、礼』
「「「ありがとうございました」」」
あっという間に時間は過ぎ、倫理の授業が終わった。高柳先生に少し遅れると話して逢沢に声をかけられた。
生徒がたくさん帰る中、逢沢に連れられて空き教室へと入る。
『それで、何…』
逢沢「ねぇ、逆美君ってカノジョいる?」
『いない』
逢沢「えー好きなタイプはぁ?」
めんどくさい事になりそうなのを予知して顔を顰めるのを抑える。
不意に逢沢が机に乗り、座り込んだ。かと、思えば足を開き、下着を見せてきた。
逢沢「あたしA君メッチャタイプなんだよね」
いつの間にか名前呼びになっている。ふ、と息をついて壁にもたれかかった。
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ももた。(プロフ) - 面白かったです続きが気になります! (2021年4月1日 2時) (レス) id: 485f6e79f8 (このIDを非表示/違反報告)
hiroakannna(プロフ) - お初です。ここは今から倫理です。自分も好きです!この小説が少し前から更新停止なのが残念です。もし出来たらでいいので続きが読みたいです。お願いします。 (2019年9月19日 15時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)
李虎。(りこ)(プロフ) - オリジナル作品タグ外した方がいいと思います。 (2019年4月28日 7時) (レス) id: 8440b613e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Kiyo | 作成日時:2018年8月18日 22時