1組の常連客 (ページ3)

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２学期に入っても特に何か起きるわけもなく学校生活を送っていた

今日はバイトの日なんだけど、

全然お客さんが来ない！

楽だからいいんだけどさ、

わたしが働いてる喫茶店はちょっと路地に入ったところにあって

田舎育ちのわたしにはその雰囲気がすごい楽で

バイトに応募した

店長さんもすごい良い人で、好きなときに入ってねって言ってくれる

路地だからいっぱいお客さんが来ることはない

だから、バイトはわたしともう1人女の子がいるらしいんだけど

まだ会ったことないんだよね

わたしが入らないときに入ってるらしい

あー、暇だぁ

ｶﾗﾝｺﾛﾝ

あ、

「い、いらっしゃいませー」

？「6人なんですけど、、」

「はい！こちらどうぞ」

？「ありがとうございます」

びっっくりしたぁぁ

お客さん来たんだけど、

同じ学校だった

しかも！最近話題の(？)森本くんとイケメンのお友達

話してたのは、確か、、

田中くん、？かな、？

いやぁいつも遠くから見るだけだったけど

近くで見るとかっこいい

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

「はーい」

樹「えっと、この手作りオムライスが2つと、手作りナポリタンが3つと、手作りカルボナーラが1つお願いします」

「それではご注文確認をお願いします」
「手作りオムライスが2つと手作りナポリタンが3つと手作りカルボナーラが1つでよろしいでしょうか」

樹「はい」

「かしこまりました」「ごゆっくりどうぞ」

うおぉ
なんか緊張した、、

あっちは気づいてないっぽい？

良かった

こんな路地に同じ学校の人が来るなんて思わなかったよ笑

今は6人しかいないんだけど、

学校と違ってあんまり騒いでない←

っていうよりコソコソ話してる？？

関係ないからいいんだけどさ

オムライスとナポリタンとカルボナーラを作って、、

実は、ここの喫茶店

最初から最後まで手作りなの！

バイト始めてから料理上手くなったんだよねぇ！

なにかコソコソ話してる6人のところに持っていったら

樹「これってお姉さんの手作りですか？？」

「はい」

樹「まじで！？すげぇ」

高「うまそ～！」

「ありがとうございます笑」
「ごゆっくりどうぞ」

褒めてもらうのはやっぱり嬉しい

味も美味しいって思ってもらえるといいな

あ、うまそ～って言ってくれたのは、
こーちくん？かな

よくあそこにいるハーフのジェシーくんが

コーチ～って言ってるのが聞こえる