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貴「…おはよ…ございます…」
9「おはよー！用意できた？」
3日ぶりに開いたリビングのドアから出てきたのは96ちゃん。
三日前と変わらない笑顔に心底ホッとする。
貴「…なんとか…。」
ろ「あ、Souくんもおはよ〜」
多分すぐ起きてくることを予想してたのか、
96ちゃんとれをるちゃんは話しながら私をドアから離していた。
そのおかげでSouくんとは鉢合わせすることもなく。
目を合わせるどころか出来るだけ自分の視野にSouくんが入らないようにしながらテーブルについた。
れ「それにしてもよく2人とも行く気になったねー。」
貴「…灯油さんがあっさりしすぎて断る時間か無かった。」
ろ「そういや昨日ね、灯油さん、Souくんに怒ったんだよね。」
…ん？灯油さんがおこる？
…それはヤバイやつやん。
なんて用意しながらみんなでわいわいと喋る。
辺りをみわたして、96ちゃんは、指を立ててしゃべり出した。
9「そうそう、Souくんが「いかない」って言った瞬間にね〜…
『さっきAの部屋に行ったら、A泣いてた。
女の子の気持ちって男子からしたらわかりにくいけどさ…
Aが泣くほどの事をお前がしたってことであってるんだよな？
A、迷惑かけたくないって、たくさんの事我慢してたみたいだった。
みんなに迷惑かけてさ、大事で仕方なかったAにも見栄張って。
これ以上、お前誰に迷惑かけるつもりなんだよ。
まだ見栄張るんだったらさ、お前…彼氏失格。』
って。Souくんの胸ぐら掴んで。Souくん、その後部屋にひきこもっちゃったんだけどね。
行く気になってくれたみたいで良かった。」
へぇ、行きたくないって思ってるんだ。
やっぱり、私のこと…嫌いになったのかな。
ここまで来たら、もうどうでも良くなってきた。
…まぁ、灯油さんには後でお礼言っとかないと。
ア「さてと、2人とも電車の時間もあるからそろそろ出ようか。」
アンさんの言葉で私は渋々立ち上がる。
そ「楽しんでこいよ。」
ま「お土産よろしく！」
天「おーれもっ」
立ち上がった直後に3人にそんなことを言われる。
…お土産か。買って帰ろうかな。
玄関に立って、後ろを振り向く。
みんなはそれぞれ個性のにじみ出る手の振り方をしていた。
貴「じゃあ……
行ってきます。」
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あーら(プロフ) - ありー*さん» ありがとうございますっ！ (2017年4月30日 7時) (
レス) id: 3d94a8f31b (このIDを非表示/違反報告)
ありー* - とても良かったです....！ (2017年4月29日 22時) (レス) id: c8c4d3036b (このIDを非表示/違反報告)
あーら(プロフ) - よもぎ餅さん» ありがとうございます！！泣いたなんてそんな…！とっても嬉しいです！ありがとうございます〜（二回目） (2017年4月28日 18時) (レス) id: 3d94a8f31b (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅(プロフ) - なんですか…!いい話すぎるじゃないですか…!(泣いた) (2017年4月28日 18時) (レス) id: e0de3e82ce (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅(プロフ) - なんですか…!いい話すぎるじゃないですか……!(泣いた) (2017年4月28日 18時) (レス) id: e0de3e82ce (このIDを非表示/違反報告)
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