【歌い手】ひ と り ぼ っ ち 解 消 法 。2【シェアハウス】

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時間は瞬く間に過ぎて、

勉強会も大詰め。

週の後半へとやって来ました。

二日目からはluzくんもシェアハウスにきて教えてくれたりして、

勉強は何とかなりそうだった。

ただ。問題はそれじゃない。

…歌。

そらるさんと同時に投稿。

それで始めたばかりの私がランキング10位以内をとる…。

そのためにはどうするか…。



…歌いたい曲。それがわからない。

今まで人気な曲を歌ってきた。

それだけだったから。

私が、歌いたい曲、歌いたい…曲…。

貴「…あ！」


あの曲。

あの曲が私にぴったり、なのでは…？！


急いで階段を走る。

スマホをとって、曲を流した。



………これだ。

これは今の私にピッタリ。自信を持って言える！

貴「せっかくだから、自分のできることをすべて詰め込んで、歌いたい。」

そうだ、間奏はフルートを吹こう。

あ、ここは可愛らしく歌ったらいいかな。

最後は少し小さめの声で。

あぁ、ここは綺麗な声で歌ったらいいかな…


ノートに書き写した歌詞に、いつの間にか字がびっしり書かれていた。

……歌える。1人でも。出来る！


ノートと、フルートを持って、私は防音室に入った。




マイクを持って、私は＿＿＿＿









音を、自分で作り上げた歌を、紡いだ。

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