【歌い手】ひ と り ぼ っ ち 解 消 法 。2【シェアハウス】

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天月くんの告白を断って十分。

私と天月くんとの溝は、天月くんが何度も話しかけてくれるおかげで深くなる前に埋まった。

今は皆でアイス食べてます。

貴「そ！でね〜バニラかチーズケーキ味か迷ったんだけど…結局チーズケーキ味にしちゃったの！」

と、女子組とアイスの話で盛り上がる。

味って結構大事だもんね。うんうん。

S「バニラも食べたかったの？」

横でバニラ味片手に首を傾げるのはSouくん。

そ、食べたかったんだよ…。

貴「うん。次はバニラにする…。」

S「…一口いる？はい。」

…油断していた私に爆弾発言。

一口って、それにそれ…

しかもこの感じ…。

私が悶々としてるとSouくんは「あ。」とまた何かを言った。

もう油断しない…。

S「その、チーズケーキ味、食べてみたい…！」

…爆弾発言その2。

ホントこれどうしようかな…

「食べないの？」と首をかしげだしたSouくんのスプーンをパクッと咥える。

うん。バニラ美味しい。

…でもそれ以上に顔が熱い。

あ、これあげないと。

貴「はい。おいしいよ？」

S「いただきまーす」

何のためらいもなくスプーンに口をつけた。

S「甘！美味しい〜」

幸せそうな顔。

可愛いなぁ…

そ「はい間接キスー」

そこでSouくんは気がついたみたいだ。顔をじわじわと赤く染める。

S「あ、ご、ごめん。そ、そんなつもりじゃ…！」

貴「べ、別に大丈夫だよ？！頭から湯気出てる…！！」

熱暴走寸前のSouくんを何とかなだめる。

そこでみんなアイスを食べ終わったので今日は寝ることになった。



…明日から練習だ…

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