【歌い手】ひ と り ぼ っ ち 解 消 法 。2【シェアハウス】

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ライバルは把握した。

灯油さん含め4人。

…うん、把握したら少しスッキリした。

ｎ「ま、まって！どういう事？」

そ「…恋愛ってやつですよ。そらるさんには関係ない話〜」

そんな説明をなるせくんにするそらるさんに灯油さんがハッキリと

灯「いやお前はろんだろ。」

と、突っ込んだ。

おわ、この人結構グイグイ行くな…。

そらるさんの顔が一気に赤く染まる。


わ、こんなそらるさん初めて見た。レアだレア！

そ「い、いや、別に！そんなんじゃ！ないし！」

ア「いや絶対そんなんじゃん。顔真っ赤だよ？」

アンさんが気持ち悪い笑みでそらるさんに詰め寄る。

ま「告白しないんですか？」

そ「だから！」

まだ反論しようとする汗までかきだしたそらるさんの肩を珍しくびすくんが叩く。

何かと思って注目していると、

び「諦めろ」

星がつく勢いでにっこり笑ったびすくん。

大丈夫かなこれ、みんなハイテンションだけど…

そ「…そんな勇気ない。」

諦めたようなそらるさんはまだほんのり赤い頬をかきながらそう呟いた。

ま「じゃあ合宿中に告白しちゃいましょうよ！」

ｎ「俺も手伝うわ」

ｌ「はーい、おれも〜」

なるせくんは思いのほかノリノリだった。

確かにこういうの好きそう。

そらるさんは呆れ顔で頷いた。

そこで、遠くの方から女子の声が聞こえて来た。

ま「まずは、親睦を深めないとね！うん！」

みんながはてなマークを浮かべてる中僕は扉を開け放った。

ちょうど真ん前にいた女子は驚いてこちらを見る。

ま「王様ゲームしない？」

貴「…する！」

…Aの、一言で王様ゲーム開催が決定した。

…あ、Aのかおめっちゃ意地悪な顔してる





うん。犠牲者でそう。

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