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side>>>>Sou
S「ぼ、僕…」
やってしまった。
何かでまふくんは怒ったんだ。
その「何か」を僕がしてしまった。
探しに行こうと、僕が声を出したのとほぼ同時に
Aちゃんが部屋を飛び出した。ちょっといーな。なんて思っちゃって
僕、最低だなぁ…。
side>>>>貴女
誰かが何かを言うのを無視して走った。
貴「(まふくん…!)」
なんかよくわかんないけど不安になった。
このまま2人がバラバラになっちゃったらって。
怖くなって、
で、走ってきた。
まだそこまで遠くはないはず。
どうしよう、どこに行く…?
貴「(…わからない)」
わからない。わからない!
まふくんは何が好き? …わからない。
どこによく行く? …そんな話したこと無かった。
外にいるの?中にいるの? …そんなこと気にかけたことも無かった!
ふと、足が止まった。
息が上がってる、肺が痛い。
貴「(…なんだ、私…
まふくんのこと何一つわかってないじゃん。)」
まふくんだけじゃない。
みんなの事だって。
上辺だけで仲良くして、みんなの事何一つ知らない。
聞こうともしてない。
貴「(私…知らないうちに皆を拒んでたの…かな。
心を開いていたんじゃなくて、ただ上手くやっていく方法を見つけただけ…?
結局、なんにも成長出来てないんだ…。)」
…そんな私が、まふくんのところに言ってなんて言うの?
「やっぱりここにいた」?
「探したんだよ」?
「帰ってちゃんと話そう」?
どれも、私の言えることじゃないよ…。
引き返そうか、と
後ろに向き直った直後。
灯「いた!」
聞き覚えのある声が響いた。
貴「……灯油さん?」
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恋華(プロフ) - ayanoさん» 雪見大〇……(; ・`д・´)ハッ雪見大〇…王道中の王道を入れ忘れてしまいました(´;ω;`)次は全員アイスは雪見大〇にしましょう!きっとみんな気に入ります。←ありがとうございます!更新頑張りますね! (2017年3月28日 17時) (レス) id: 3d94a8f31b (このIDを非表示/違反報告)
ayano(プロフ) - 初めまして。というかなんでアイスの選択肢に雪見大○が無いんですか!?私あれ大好きなのに←・・・・・・はい、取り乱してすいません。更新楽しみに待ってます。 (2017年3月28日 17時) (レス) id: 11d6765567 (このIDを非表示/違反報告)
恋華(プロフ) - ありがとうございます!私もSouくん好きです!頑張りますね! (2017年3月28日 6時) (レス) id: 3d94a8f31b (このIDを非表示/違反報告)
ぷてな - Souくん、大好きなのでうれしいです!!これからも応援しています!! (2017年3月27日 22時) (レス) id: 2c4a79f676 (このIDを非表示/違反報告)
恋華(プロフ) - わ、ありがとうございます〜!Souくんは最近頑張ってますねw頑張ります! (2017年3月27日 21時) (レス) id: 3d94a8f31b (このIDを非表示/違反報告)
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