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貴方side
かなり大変な状態だな…
これなら絶対死ぬじゃんか
…となれば、やはり特質を使うしかないのかな
ルナの特性
ワールド
名前聞いたらよく分からなかったけど、何やら自分の思った通りの世界を創造できるらしい
この空間がバーバレラさんの作った異空間なら…それを利用して私の空間にしてしまおうか
空間創成魔法
この空間を全て水で埋め尽くす
さらに特質を
フィリアの特性
水中創成
周りが水で囲まれていれば呼吸はもちろん、どんな魔法も無効化できちゃうチート
その結果、バーバレラさんはこの空間を解除せざるを得なくなる…！
フッと元の空間に戻される
バ「あぁーもう！なんでこうなるの！？！？」
『さすがに痛かったよ…やることが過激すぎるってばよ』
元の空間に戻ると顔の青い鬱がいた
ut「何があったん！？Aちゃん怪我してる…！おい…何してるんや…俺のAちゃんに怪我させてただでいられると思っとるんか…？」
怒りを露わにして殺気全開の鬱
バーバレラさん殺しかねないから…
『待って待って！これには事情があるの！それは聞かないで欲しいけど…』
ut「そうなんか…ならええけど…勿体ないから舐めさせてな」
そう言ってペロッと血を舐められる
そのせいで顔に熱が集まる感覚がした
傷口が塞がり、綺麗に治っている
『あ、ありがとう鬱…』
バ「ま、Aちゃんが強いことは分かったし、そっちは大丈夫そうね。この国も対策はしておくよ。ありがとうね」
『うん、じゃあ今日は帰るねー！』
ut「じゃ、また飛んでくで」
『そ、それはいやだぁぁああああ！！』
また姫抱きされる
そして飛んでいく
傍から見たらラブラブの夫婦だよ
そう聞こえてしまった
ut「なぁ、僕らは夫婦に見えるらしいで、どうや？ならん？」
『なーりーまーせーんー！なんでそこまで話が飛躍するの…』
ーそれ恋じゃんー
ー好きなんじゃんー
このふたつが頭から離れられない。
いや、そんな訳ないよ
落とされたと仮定する
まだ出会ってからそんなに日時が経っていない
あまりにも早すぎる
この気持ちは好きとか恋とかそんなんじゃないから…そう言って心に蓋をする
心眼で1番悟られたくない部分だから覗かれないようにしっかりと隠す
でも今はそんな場合じゃない…
『高い高い高い高い高い高い高い！怖いよぉぉぉおお！』
ut「大丈夫やって！そのままじっとしとき」
もうダメ…泣きそう…
いや、泣いた
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作者名：くいな | 作成日時：2019年11月28日 20時
