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貴方side
『じゃあヘレンが…つけたの？なんのために…』
「それは会議の時に聞く必要がありそうやな…」
「あ、そうだ。目的忘れそうになったよ…新しい武器出来たから試しに使ってみる？って聞こうとしてたの」
『じゃあさっきのｶﾞｼｬﾝ！はそれを落とした音？』
「ご名答！」
「へぇー？業物やんな…綺麗なフォルムしてて、使いやすそうやな」
「魔王様も使ってみます？」
「ええんか？じゃあそうさせてもらうな、あと魔王様やなくて鬱で、タメにしてくれんか？」
「…！！分かった！」
満面の笑みのメル
良かったね
『訓練所行こっか、じゃ、手出して…』
3人で手を繋いでテレポートする
まずは大剣から…
『これは…やっぱ私大剣合わないのかなぁ…ボルカノとかだったら使いやすいんだろうけど…』
空間魔法を応用してアイテムを収納するメル
上手いなぁ…
「じゃあやっぱ普通の片手剣？それともピ〇トみたいに弓にもなって両手剣にもなるタイプがいい？」
『それいいね！どんな感じなんだろ…』
普段は両手に短剣だから少し変えるのもありか
「ちょっと待ってね…防具をつけた時のことも考えたいからドナ呼ぶ…」
「ドナってドワーフのドナちゃんか？」
『あれ？知り合い？』
「ドナちゃんのお父さんと仲良くてな、少しだけなら知っとるで」
「来たよ…？話は聞いてたからとりあえず…動きやすさ重視の鎧ね…この辺がいいかな？」
着心地はまるで布を着てるみたい。
軽くて…でも丈夫
『凄いなぁ…普通に洋服きてる感覚だもん…』
「んでもって鬱さんは…お父さんからプレゼントがあって」
「ドダイトはもしかしてやけどもう…」
「いや、北の国に置いてきちゃった！とりあえずこれ」
そう言って渡したのはイヤリング…？
「片方は誰かに付けてもらって。そしたら緊急時に魔力を供給したりできるし、位置もわかる。さらに防御力も上がるよ」
「はい、Aちゃん！」
『えっ…あ、私…？』
「もちろん！僕はAちゃんがピンチの時は助けたいからな！」
そう言って綺麗な深い青のイヤリングを付ける
すると魔力が一気に流れ込んでくる…！？
「そうそれ、片方の強い方のステータスに自分もなるからステータスオープンしたら同じ値になると思うの」
「ほんまや！物理攻撃とかこんなに強くなかったのに強うなっとる！」
「じゃあ武器はこれね！防具もあるし、模擬戦したら？」
え、鬱とだと絶対死ぬじゃん…汗
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作者名：くいな | 作成日時：2019年11月28日 20時
