ブラックコーヒー ページ8
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｢どうしよ、A...｣
『なんですぐ私の所に来るのかね...』
｢だってうっしーの幼馴染みやからうっしーと喧嘩した時の対処法ぐらいわかるやろ！？｣
『悪いけど牛沢とは悪口言い合っても本気の喧嘩は学生の頃を最後にしてないからね』
そっとコーヒーカップを持ち上げて口をつける
｢えぇー頼んないなぁ｣
苦い。
ブラックはやっぱり私には苦すぎる
『聖奈が勝手に相談してきといてよく言うよ』
｢だって私友達少ないし｣
『......ﾊｧ...で、今回はどっちに非があるの？』
｢聞いてくれるー！？｣
苦いのが自分の気持ちと合っている様な気もする
＊
｢まじでやべぇ...俺やらかした...｣
『はいはい、それ何回目？』
｢ああー無理俺死んだかもしれない...｣
『…ヘタレだな』
気弱すぎ、と項垂れてこちらに向いたつむじをきゅっと押す。いつもなら｢やめろよぉ！腹下すだろー？！｣と怒るけど今日は一向に怒らない
気弱すぎて呆れる
こんな女々しい牛沢見たの高校以来かも
喧嘩の理由を聞くと俺が悪いの一点張りで説明が始まる
はっきり言うとどっちもどっちだと思う内容なのだが私はまあ適当にアドバイスをだして牛沢のつむじをキュッと押して帰った。
今日も、ブラックコーヒーは苦くてなかなか慣れない味だった
でもこの前よりは苦くなかった。
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最近の悩みは - ！！なんかすごくhitしてる。順位ありがとうございます。嬉しいです (2018年2月24日 14時) (
レス) id: 97930e764e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：最近の悩みは | 作成日時：2018年1月21日 19時
