僕の気持ち【JIN】 (ページ10)

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自己紹介ページ10

確かにテヒョンの言うことは一理ある

このまま重苦しい雰囲気をずっと漂わせても何も起こらないからだ

ただ自己紹介というのを聞いた瞬間の警戒が弱まっていないメンバーの嫌がり具合はすごい

僕でさえ初めてみたよお前たちのそんな顔

そんな弟達とは裏腹にテヒョンは元気よく挨拶する

th「俺の名前はキムテヒョンだよ！！よろしくね！」

nm「俺の名前はキムナムジュンだよ。よろしくな」

それに続くかのようにナムジュンも挨拶する

他の奴らはそんなテヒョンとナムジュンをありえないとでも言うように、化け物を見るような目で見つめている

しょうがない、ここはヒョンが一肌脱いでやるか

なんてかっこつけたが結局失敗に終わった

「お前は？自己紹介しないの？」

なんてあまりにも冷たすぎる態度を取ってしまったからだ

あぁなんて馬鹿な僕！！！

過去に戻れるなら戻りたいよ！！

テヒョンとナムジュンの冷たい視線が突き刺さる

さっきジョングガに怖らがせるなって言ったばっかりなのに…

でも僕のそんな氷のように冷たい態度でも彼女は笑顔で答えた

『すみません！急なことで驚いてしまって！私はAって言います！』

最初に名前を聞いた時の弱々しい態度とは一転して明るい雰囲気で答えている彼女

少し違和感はあったがまあ初対面だしななどと適当な理由で自分を納得させる

th「Aって言うの！よろしくね！」

nm「そういえばAって何歳なんだ？」

あ、それ僕も気になってたやつ…

『 18歳です！』

なんて笑顔で答える彼女にどうしても拭いきれない違和感があった

ん？まてよ？18歳ってことは未成年？もしや僕達がしていることって犯罪？

なんて考えがよぎりいつの間にか違和感は頭の中から消えていた