迷惑 ページ36
ユンギの言葉が頭から離れないまま病室で一日を過ごした
次の日にはお医者さんが退院しても良いですよと言いに僕の部屋へやってきた
………正直ものすごく退院したくない
そんな思いとは裏腹に時は無情にも過ぎていくもので気がつけば僕は宿舎のドアの前に居た
どんな顔をして入っていけばいいのだろうか
笑顔で入るべきか？それとも暗い顔で入ればいいのか？
いやどっちにしろ空気が悪くなるのには変わりないだろう
どうしようかと考えている途中で僕の思考は停止した
目の前のドアが開いたからだ
まずい、どうすればいいんだ
生憎この状況でメンバーと普通に話せるメンタルは持ち合わせていない
どうすれば−−
th「あれ？ヒョン！帰ってきてたんですか！！」
テヒョン…お前は良い奴だ…
案外普通に話してくれる事に驚きながらも会話を続ける
「うん。ついさっき帰ってきたところだよ。」
th「ヒョンがいない一日は大変でしたよ〜。皆お葬式ムードだし、すごく暗かったんですからね！」
ヤー。テヒョン。それは違うよ。皆彼女が心配なだけだよ。僕のことなんか心配しちゃいないさ。
と口に出しそうな所を寸前で堪えた
テヒョンは優しいからそれを言うときっと僕のことでいっぱい悩んでくれるだろう
でもそれじゃダメなんだ
また迷惑をかけてしまうから
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うすら(プロフ) - ソクペンさん» ありがとうございます！嬉しいです♡ (2022年12月29日 21時) (
レス) id: 64ec250d05 (このIDを非表示/違反報告)
ソクペン(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます❤︎ (2022年12月29日 1時) (レス) @page11 id: 2732bc1be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うすら | 作成日時：2022年12月27日 15時
