悪 ページ31
ソファーで蹲っていた
いつまでそうしていただろうか
弟達が帰ってきて一気に騒がしくなったがそれも次第に止んだ
何かがあったのを察したのだろう
血相を変えてこちらに寄ってくる弟達
いや、僕に弟と呼ぶ権利なんてない
jh「ヒョン!!どうしたんですか!?」
th「なんで泣いてるんですか??」
yg「ヒョン…」
jk「あれ?Aは?」
jm「おい!今はAの心配じゃないだろ?」
nm「ヒョン…?何があったか教えてくれますか?」
ナムジュンは賢い。きっと察したのだろう
なぜ僕が泣いているのか、なぜ彼女が居ないのか
あぁ。話したくない。
優しいお前達だからきっと僕の事は責めないだろう
ただ責めてくれない分だけ僕はきっと僕のことを責めてしまう
それに失望されたくない
なんて自分勝手なんだろう
彼女をあれだけ傷つけたくせに
自分はこれ以上傷つきたくないだと?
本当に嫌な奴だな
お前は本当に最低だよ
そんな中、電話の音が鳴り響いた
その音がやけに僕の耳にこびりついて離れなかった
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うすら(プロフ) - ソクペンさん» ありがとうございます!嬉しいです♡ (2022年12月29日 21時) (レス) id: 64ec250d05 (このIDを非表示/違反報告)
ソクペン(プロフ) - 面白いです!続き楽しみにしてます❤︎ (2022年12月29日 1時) (レス) @page11 id: 2732bc1be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うすら | 作成日時:2022年12月27日 15時