後悔 ページ18
僕は…
「僕は彼女を家政婦として雇ってもいいと思います。」
メンバーが驚いているのが見える
きっと僕が賛成するとは思っていなかったのだろう
当たり前だ。僕だって彼女の味方をするつもりじゃなかった
だけど女の子の泣きそうな顔を見て味方にならない男はいるのか？
僕がそう告げるとPDは待ってましたと言わんばかりの笑顔で頷いた
PD「じゃあ決定でいいかい？もし彼女が君達に危害を加えようものならもちろんそれ相応の対処はするよ。だから安心してくれ。」
不服だったメンバー達もそう言われると返す言葉がないのだろう
バツの悪そうな顔をして返事していた
PD「それじゃあ彼女には早速仕事内容を説明するから君達は仕事に戻って大丈夫だよ。時間を取ってしまって悪かったね。」
その言葉で僕達は練習室に戻った
練習室に戻るや否やいきなり肩を掴まれる
jk「なんでですか！？なんであいつを！？」
「ごめんな。ジョングガ。」
jk「謝るんなら最初からしないで下さいよ！」
「本当に悪かった。」
jk「ヒョンは僕の事が嫌いなんですか…？」
涙目になるジョングガ。もちろん嫌いなわけが無い
むしろ大好きだ。
それでも泣いているジョングガになんて声をかければいいか分からず、ただ頭を撫で背中をトントンと叩くことしか出来ない
可愛い最年少まで泣かせてしまった。
本当にこれで良かったのだろうか
あの時反対していればジョングガを泣かせることはなかった
いや、
きっとどの判断をしても僕は後悔することになっていたんだろう
僕がした判断が正しかったことを願いながら、目の前の弟を宥めることしか出来なかった
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うすら(プロフ) - ソクペンさん» ありがとうございます！嬉しいです♡ (2022年12月29日 21時) (
レス) id: 64ec250d05 (このIDを非表示/違反報告)
ソクペン(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます❤︎ (2022年12月29日 1時) (レス) @page11 id: 2732bc1be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うすら | 作成日時：2022年12月27日 15時
