番外編No.1 ページ44
太「Aちゃん、お菓子食べるかい?」
A「結構です。太宰さんが食べれば良いのでは?」
太「うん。そうだね...
Aちゃん、肩揉もうか?」
A「大丈夫です。お気遣いなく。」
こんな事になったのは数十分前の事・・・
ある日の午後。
夕日が沈み夜になろうとする時間帯。
Aは武装探偵社に来ていた。
元々は国木田から探偵社の経費の相談を受けた為だったが、緊急の依頼により不在だった。
その事を知ったAは、後日伺います、と事務員に云い、帰ろうとしたがそれを許さない男が居た。
太「ねぇ、Aちゃん。お願いだから力を貸して欲しいのだよ。ほら、欧州産の紅茶の葉あげるから。」
この男である。
そして、探偵社員は思っただろう。
Aさん絶対大変な目に会う.........と。
いきなりこんな事を云われ最初はAも何時もとは違う太宰を不思議に思い、何かあったのか、人に云えぬ相談でもあるのか、と本人に聞いた。
だが、理由を聞くと呆れ返り現在に戻る。
太「Aさん。」
太宰は遂に『さん』付けで呼び始めた。
A「何ですか?
手伝って欲しい以外ならお聞き致しましょう。」
太「手伝って欲しい。」
A「お断りします。」
太「Aちゃん酷い!横暴だ!元恋人の頼みを聞いてくれないなんて!」
A「その¨元恋人¨に関わる話だからこそ尚更嫌です。お断りします。」
......修羅場?と敦は思った。
一般的に見たらAが太宰の頼みを断ると云う相談役にはあってはならない行動に思えるだろう。
だが、Aは悪くない。
太宰が全ての元凶である。
何故なら、
太「本当に中也をおちょくって、過去に恨みのある女性に私の住所を送られてしまったのは謝るからさぁ!」
A「それだけでは無いですよね太宰さん。」
太「......」
A「お聞きしましたよ?家に訪ねてきた方に云ったそうですね?
別の子と付き合って居ると。」
太「.........」
A「お蔭で事務所に爆弾やら脅迫状やら沢山届いて大変迷惑です。それなのに、女性を諦めさせる為に手伝って欲しいとまで云うのですか?」
太「そうなのだけれどね...。
だけれど、Aちゃんに損は無いと思うよ。結果的に女性は居なくなるし、被害は無くなる訳だし。」
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今晩は。黒い天使です。
手直しはしていましたが更新が遅くなってしまいすみませんでした。今後も学業の方が忙しくなる為低更新ですが今後も宜しくお願いします。
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透花(プロフ) - 黒い天使さん» 救われる人生てw僕の人生は真っ当な人生じゃい(`・∀・´) (2019年6月11日 0時) (レス) id: e98e3910f9 (このIDを非表示/違反報告)
黒い天使 - 透花さん» 有難う!凄く嬉しい!!ちょっと、ボード見て泣きそうになってしまったよ...(泣)今までも、これからも、宜しくね!コメント有難う!鏡花ちゃんと同じ様に、透花さんが、救われる人生を送れますように! (2019年6月11日 0時) (レス) id: a435586eb7 (このIDを非表示/違反報告)
黒い天使 - 神-God-さん» コメント有難うございます!無事にお気に入り登録50人、そして15歳を迎える事が出来ました!本当に有難うございます!今までも、これからも、宜しくお願いします! (2019年6月11日 0時) (レス) id: a435586eb7 (このIDを非表示/違反報告)
透花(プロフ) - プロフの方でも言ったが、Happy Birthday.青の時代と同じ歳を生きる君に幸あれ。 (2019年6月10日 22時) (レス) id: e98e3910f9 (このIDを非表示/違反報告)
神-God-(プロフ) - お気に入り登録者数50人おめでとう!( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆!そしてhappybirthday!これからの更新も楽しみにしているのだよ (2019年6月10日 19時) (レス) id: 2c0479834d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒い天使 | 作成日時:2018年11月24日 17時