横浜の相談役

No.25 ページ29

----泉鏡花 軍警逮捕後 3日目----

―事務所内ー

A「泉鏡花が軍警に逮捕、そして、中島さんは組合に捕まりましたか…。
　 武装探偵社は益々不利になりましたね。」


部屋の中Aは、仲間の電網潜士からの情報を見ていた。
大分前から頼んでいたが、偽の情報が余りにも多かったらしい。誰かが意図的に流しているそうだ。その人物も後から調べるらしい。

主な内容はた現在迄の武装探偵社、ポートマフィア、組合の行動とこの先の計画についての情報とそれぞれの異能力者リストだ。

そして、情報を全て見終わったAは電網潜士に返信を返した後、横浜の街に出掛けた。

―――――――――

街を歩いて数分後、Aは不思議な人を見つけた。
左右色違いの髪、小さな帽子を付けている少年だった。その少年――Q――は、公園のベンチに座り、街の人々を見ていた。
Qをポートマフィアの異能力者と先程の情報で知っていたAはQに声を掛けてみる事にした。

何故なら彼はポートマフィアの中でも最悪の異能である精神操作の異能力者であり、彼が出歩くという事はポートマフィアは彼を使い、余程大きな作戦を実行させようとしていると気づいたからだ。


A「…こんにちは。お隣いいですか？」

Q「うん！いいよ！
　 お姉さん誰？」

A「私は横浜でいろんな人の相談を聞いて解決する相談役の仕事をしています。
　 Aと云います。貴方は？」

Q「僕は夢野久作。13歳だよ」

A「宜しくお願いしますね。
　 …所で、此処で何を見ていたのですか？」


Aは笑顔で尋ねる。
長い事地下にいたQにとっては人を第一印象に騙されやすい。優しい声色で聞けば尚更だ。
もう既にQはAに警戒心を抱いていない。


Q「それはね、街の人達を見ていたんだよ。皆、楽しそうでいいなぁ…って思って。
　本当は外に出ちゃいけないんだ。
　でも、今はお仕事だから出られるの！」



―――――――
区切り悪いですが次です。


皆様、アニメ見ましたか？
私はリアルで見て発狂してました。もうヤバすぎますよ。色々と。
一人称僕(ぼく)の太宰さんヤバいですし、中也さんかっこよすぎます！

早く来週になって欲しいです…

えー、最後に一言。

見ていない人は絶対見て下さい！

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