伊黒小芭内が前の席に座ってくる件４【鬼滅の刃】

３年　冬　９１ ページ47

記念として写真撮影と、
豪華グッズセット、
よく分からない冠みたいな物…
などなどを受け取り、いざ入場。

記念として貰い、
今はノリで被っているその冠は
まあまあ周りの視線を引いているけど、
周りに居る７人に向けられる視線と
比べればどうって事も無い。
良くも悪くも美形は目立つのだ。
むしろちょうど良いんじゃないかな、これで。

…なんて、ね。



さあ梅昆布味のチュロスを買いに行こう！！
と、意気込んだのも束の間。
残念ながら梅昆布味のチュロスは
売り切れでした。



…うん、アレだ。
マニアックな人が居るんだよ。きっとそう。



と、言うことですごすごと
アトラクションに楽しむことに
専念しようと思う。


『最初はどこにする？』


私は地図を広げてそう言った。

この遊園地はこの辺りでも最大規模の物で、
アトラクションも種類豊富だ。
最近増設されたとか何とかで、
目新しい物ばかりである。

唸るような声を上げながら宇髄が口を開く。


宇髄｢しょっぱなからジェットコースター…よりは、他のアトラクションのほうがいいんじゃねぇ？｣

うんうん、ジェットコースターは
後に回したいよね。
楽しみは後にとっておきたいタイプなのよ。



ちなみにこの場には
絶叫系がだめな人は居ないから、
揶揄って遊んだりは出来ないけど。

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