伊黒小芭内が前の席に座ってくる件４【鬼滅の刃】

３年　冬　８４ ページ40

『瑠火師範(せんせい)、私頑張った。頑張ったよ…！！』



目の前に広がる美味しそうな
チョコレートブラウニー。



甘さを抑え、中々上手く
出来たんじゃないかと思う。


瑠火｢ええ、よく頑張りましたね｣


しのぶ｢すごいですね…料理のさしすせそすら知らなかったAさんが…｣


別に知らなかった訳ではないんだけども…。

悪口のように聞こえるけど、
ブラウニー上出来だし
マジで感動してるよな声なので、
不問にするよ！！(泣)


…え？
料理のさしすせそはなんて答えたかって？？
…ちょっと前にネットでみた、ネタで答えたら、
どこからか取り出されたハリセンで
スパーンと叩かれた。

痛くなかったけど、音がすごかった。
流石慣れてるなぁ…なんて思ってたら
あなたのせいですよ、と
苦笑い気味に言われたのは恐怖でした。はい。
やっぱり美形は心読めるんじゃない？？


瑠火｢では、今日作ったお菓子はお家に持ち帰って冷蔵庫で保存。くれぐれも出しっぱなしにしないように。｣


『はい！』


せっかく作ったんだもの。
無駄にしないようにしなきゃね。

解散です、という瑠火師範(せんせい)の宣言によって
散った私達は帰りの支度を始める。





そこへ、瑠火師範(せんせい)が
音もなくすすす…と寄ってきた。


瑠火｢…何か、良いことでもありましたか？｣

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