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部屋の窓から夕日が差して
カーテンが影を作る。
ベッドの上、君は気持ち良さそうにスヤスヤと眠っていた。
寝返りをうって体が俺の方に向く。
顔にはりついた髪を掬って耳に掛けると
君はふにゃんと微笑んだ。
眠っている君は幼くて、起きている時よりも増して可愛く見える。
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そう、可愛い。
俺の友達と話す時、小さな顔を赤くして
頭を撫でられると、俯いて
嬉しそうに、恥ずかしそうに笑う。
俺の友達もそんな君を、まるで妹のように可愛がっていた。
その姿を、俺は隣で眺めてた。
そしてなんて残酷なんだろう、と思った。
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きっと君は、その友達の妹と似ている。
名前や、見た目、その友達の前でしか出さない女の子の態度。
性格は似てないけど、きっとそんな理由で君を可愛がっているんだろう。
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本当の妹は、もっと違う意味で可愛がっているんだろうけど。
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『A、ごめん』
まだ夢の中にいる君に呟いてみた。
君は、俺の友達が好きなこと。
そいつに近づくために俺と関係を持ったこと。
全部知っているし、気づいてる。
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だから、ごめんね。
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『本当は、好きじゃないよ』
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あい(プロフ) - ひまぽんさん» ひまぽんさん、コメントありがとうございます* 。続編などは少し検討させて頂きますね、これからも宜しくお願いします...！ (2019年3月25日 0時) (
レス) id: 0f506228be (このIDを非表示/違反報告)
ひまぽん(プロフ) - 龍我くんの話の続きが読んでみたいです。那須くんサイドの話も読んでみたくなりました。他の作品も楽しみにしています。 (2019年3月25日 0時) (レス) id: aeeb4a860b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい | 作成日時：2018年9月9日 21時
