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その人が欲しいと思う事に
何ら問題は無かった。
どんな手を使ってでも、その人を自分で満たして自分の事だけしか考えられなくしたい。
独占欲。
いや、ここまでいくと依存なのかもしれない。
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私の視線の先で、寄ってくる女の子達に笑顔を振りまく男の子。
誰にでも分け隔てなく優しい。
勉強も運動も出来る、まさに完璧人間。
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『よ、』
その男の子は私に声を掛けた。
「...どうも」
私が返事をすると、にこっと口角を上げたかと思えばしれっと私の隣の席に座った。
「何か用?」
『いや、Aに会いに来ただけ』
「あっそ」
男の子のセリフに周りの女の子が黄色い歓声をあげる中、私は無愛想にそう言い放った。
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あい(プロフ) - ひまぽんさん» ひまぽんさん、コメントありがとうございます* 。続編などは少し検討させて頂きますね、これからも宜しくお願いします...! (2019年3月25日 0時) (レス) id: 0f506228be (このIDを非表示/違反報告)
ひまぽん(プロフ) - 龍我くんの話の続きが読んでみたいです。那須くんサイドの話も読んでみたくなりました。他の作品も楽しみにしています。 (2019年3月25日 0時) (レス) id: aeeb4a860b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あい | 作成日時:2018年9月9日 21時