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西畑side
はっすんと朝食を持って病室のドアを開ける。
カーテンは全員空いているものの流星くんは寝ていた。
ご飯を4人の机の上に置くと謙杜くんが寄ってくる。
謙「っっっこれ......」
そう言うと体温が書かれた紙を昨日のように渡してきた。
「ありがとな.........流星くん寝ちゃったん？」
ついでにと思って謙杜くんに聞くと恭平くんが返してきた
恭「りゅちぇ、夜は起きてるんでだいたい朝に寝るんです。」
......それは....いいのだろうか....
恭「いつもの事なんで大丈夫です。」
「....でもっ昨日h」
恭「昨日！！！......昨日は....新しい先生が来るって事で寝れなかっただけだと思います。だから大丈夫です。熱もないですから。大丈夫です....もう...いいですか...？俺たちご飯食べるんで...」
昨日は起きてたよね？なんて事を言おうとしたけれど言葉を遮られてしまった。
はっすんも''戻ろか''なんて事を言ってくるから
また来るね。そう言って病室を出た。
長い廊下をはっすんと2人で歩く。
「.....どう思う...？」
和「ん？....あ〜...大西くん？」
「なんもないと....思う？」
和「なに？心配なん？」
「まぁ、......ちょっと..」
和「高橋くんはなんか知ってるやろな〜」
そう言うはっすんに足が止まる。
和「...どしたん？」
足が止まったのを感じてはっすんが振り向いてくる。
「....俺.....分からへん.....なんで辛いこと...隠すん...？」
俺が居た小児科。
そこはもちろん色んな病を抱えた子が居たけどみんな病気と必死に戦って向き合ってた。
辛い時は辛い。痛い時は痛い。泣きたい時に泣く。
子供ってそう言うもんだと思っていた。
''大丈夫''
恭平くんの大丈夫があんなに辛く感じたのは初めてやったかもしれん。
ほんとに大丈夫なんやろうか....
閉鎖された病棟で優しく何も言わずにはっすんは背中をさすってくれた。
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非公開 - 面白いので更新してください!こうしんまってます (2022年11月15日 19時) (
レス) id: ee0a3f98aa (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - 更新待ってます！ (2022年11月13日 21時) (レス) id: 7c97c84120 (このIDを非表示/違反報告)
絶対完璧 - このお話面白いです!これからもお願いします。続き待ってます (2022年10月27日 16時) (レス) id: 9c542e42dd (このIDを非表示/違反報告)
はる - おもしろいです！続き待ってます！ (2022年10月2日 11時) (レス) @page41 id: b06600c03a (このIDを非表示/違反報告)
a - 駿佑くんの声を発さない理由、気になります🥺これからも楽しみにしています〜！更新待ってます♡ (2022年9月22日 8時) (レス) @page34 id: 6f332333c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うすしお | 作成日時：2022年2月27日 20時
