特別〜chiaki side〜 ページ23
昨日の終礼が終わってから
直也くんとだっちゃんにバイバイして
自転車を押して2人で歩く
末「寄りたいとこあるから」
着いたのは秀太くんちの近くの小川
水の流れも穏やかで夕日に照らされてキラキラ
輝いていて、シロツメクサで河原が
埋め尽くされた素敵な場所だった
土手に自転車を止めて河原に行く
末「ここ、俺のお気に入り」
そう言って大きな石の上に座って
笑顔で隣をポンポン叩くから、そこに座った
秀太くんのパーマをかけた黒髪が
風によってふわっと揺れて、
可愛い笑顔が更に引き立つ
秀太くんの可愛い笑顔が私は大好き
千「何かあった？」
末「俺さ、1年の時から好きな奴が居んの
俺なりにアピールしてんだけど
気付いて無さそうなんだよな…」
千「えっ？好きな子居たんだね…」
末「やっぱり気付いてねえの？」
千「全然気付かなかった！どんな子なの？」
末「とにかく見た目も中身も可愛い奴」
千「そ…そうなんだっ
全然気付かなかったやっ！」
涙を堪えてなるべく笑顔で言った
ぎゅう
千「こういう事は好きな子にしかしちゃ
だめだよ？」
抱き締められた秀太くんの腕を解こうとすると
再び抱き締められた
末「俺、千晃の事がずっと好き」
千「嘘………っ」
末「嘘でこんな事言う訳ねえじゃん？」
秀太くんは私から離れると両肩を掴む
末「千晃が好き。俺と付き合って？」
真っ直ぐな瞳で秀太くんは言った
千「私も、秀太くんの事が
1年生の時からずっとずっと好き」
末「じゃあ、返事は？」
千「もちろんっ！よろしくお願いします！
秀ちゃんっ♡」
ちゅっ
秀ちゃんは触れるだけのキスをした…
末「秀ちゃん?」
千「ふふっ。私だけの特別？」
末「何で疑問形なんだよ？
クソッ可愛いから秀ちゃんでも許す」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 234人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
tiko(プロフ) - ニャンコさん» ありがとうございます♪今後も宜しくお願いします*\(^o^)/* (2015年12月30日 21時) (
レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - Yuriさん» ありがとうございます♪私の中で直也くんはムードメーカーだけど1番年上だし紳士なイメージがあるので、それを表現出来たらなと思ってます♪気に入って貰えたようで良かったです(*´ω｀*) (2015年12月30日 21時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコ(プロフ) - 理想が詰まりすぎてます！更新楽しみにしてます！ (2015年12月13日 20時) (レス) id: 0f0ea5ebcc (このIDを非表示/違反報告)
Yuri(プロフ) - 直也くんイケメン!! (2015年12月12日 6時) (レス) id: 2822f6fd35 (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - 真ちゃんが好きすぎてヤバイ←さん» コメントありがとうございます！一気に更新出来なくて申し訳無いです。涙ゆっくりですが、今後もよろしくお願いします！ (2015年12月9日 20時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：tiko
| 作成日時：2015年12月3日 8時
