キス魔 ページ20
真「おいっ！なんやこれ！」
やっと静かになったかと思ったら、
また大きな声でそう言いながら右腕を掴み
ルームウェアをめくった
真「西島にされたんか？
あんのタラコしばいたる！ぜってえ許せへん」
『は…？真ちゃんにされたんですけど…』
真「は？俺？いつや？」
『はあ…翼くんの前で引っ張った時』
真「は？あの時にそんなんなったんか？」
『そうだよ、あの時凄く痛かったもん』
真「マジか…ごめんな…
もう痛くあらへん？大丈夫なん？
湿布貼る？それとも冷やすか？」
真ちゃんはさっきまでの勢いは無くなり
しょぼーん(´・ω・｀)とした顔で
手首をさすりながら言った
『ふふっ。もう大丈夫、痛くないよ？』
何だかそんな真ちゃんが面白くなって
許してあげようと思った
真「ホンマごめんな…
痛かったよな。何かな、あの翼だか燕だかって
奴と話しとるとこ見たらな、
カーッとしてん。
それにな、あんな言い方するつもり無かってん
ごめんな…」
少しだけ上目遣いになって
縮こまってる真ちゃんはとても可愛かった
「許さないっ。」
真「それにな、ちあちゃんの件は
おんぶよりもお姫様抱っこする方が早いやん
人いっぱい居ったし他の奴らがギャーギャー
うるさかってん。やからってAに
八つ当たりしたらアカンよな…
ホンマごめんな…」
私の右手を取り、手首に優しくキスを落とした
真「ホンマごめんな…
俺なAと西島がキスしたところ…
や、まあ俺の勘違いやってんけどな、
それ見て頭にきてん。
けど丁度オカンに呼ばれて飯食って
風呂入って部屋に戻ったらAの部屋の
カーテン閉まっとて、窓開けようとしても
鍵も閉まっとるし、
心配になって走って来てん。」
私の右手を握ったままの真ちゃん
私はベッドから降りて膝立ちをして
真ちゃんを抱き締めた
『もう、怒ってないよ？
ずっと無視して、それに心配させてごめんね？
真ちゃん…』
そう言いながら頭をなでなでする。
ホントに犬みたい…
真ちゃんはそのまま顔を上げる
真「なあ…キスして…？」
『ふふっ…』
私はやたら可愛い真ちゃんに微笑んで
頬にちゅっとキスをした
グイッ
真ちゃんは私の腰を抱いて真ちゃんの足の上に
座らせて胸の辺りに抱き着く
真「そんなんじゃ足らへん」
両頬、顎、おでこ、両瞼、鼻の順番で
キスをしてきた
"Aも同じ様にして"と言われて
"仕方ないな〜"と同じ様にキスをした
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tiko(プロフ) - ニャンコさん» ありがとうございます♪今後も宜しくお願いします*\(^o^)/* (2015年12月30日 21時) (
レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - Yuriさん» ありがとうございます♪私の中で直也くんはムードメーカーだけど1番年上だし紳士なイメージがあるので、それを表現出来たらなと思ってます♪気に入って貰えたようで良かったです(*´ω｀*) (2015年12月30日 21時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコ(プロフ) - 理想が詰まりすぎてます！更新楽しみにしてます！ (2015年12月13日 20時) (レス) id: 0f0ea5ebcc (このIDを非表示/違反報告)
Yuri(プロフ) - 直也くんイケメン!! (2015年12月12日 6時) (レス) id: 2822f6fd35 (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - 真ちゃんが好きすぎてヤバイ←さん» コメントありがとうございます！一気に更新出来なくて申し訳無いです。涙ゆっくりですが、今後もよろしくお願いします！ (2015年12月9日 20時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tiko
| 作成日時：2015年12月3日 8時
