US〜a.shinjiro〜

お揃い ページ35

『助けに来てくれるって分かってたよ！』

宇「だから、あんな挑発してたのっ？」

『うんっ！
だって真ちゃんは絶対に探しに来るって
分かったもん！』

隆「それにしてもAちゃんの新しい
一面見れたわ〜」

宇「チラッとAが見えたのに
また見えなくなったから與凄い焦って
全力疾走だったよ！笑」

隆「それにしてもAちゃんに
罵られてる時の男の顔がヤバかった〜笑」


そう話しながらフードコートの席へ戻る私達
真ちゃんはずっと俯いたまま


『し…真ちゃん？』

真「…………やで」

『ん？』

真「心配したんやで！アホっ！
やから危ないでって言ったやろ
俺らが来うへんかったらどうしてたんっ？」


大きな声を出す真ちゃん

悪い事しちゃったな…


『ごめんね？
でも、真ちゃんなら助けに来てくれるって
信じてたもん…
それに………………』


私は雑貨屋さんで買った物をみんなに渡す


真「どうしてたん？これ。」

『4人のお揃いのストラップ
これを買いたかったの。
皆で行くとまた、真ちゃんが買うでしょ？
だから…1人で行ったの…』

隆「開けていい？」

『うん』

宇「わっ。可愛い…♡」

真「もう無茶はしたらアカンで？」

『皆ごめんね？それからありがとう』

真隆宇「「「どういたしまして」」」


私からのプレゼント…
ゴールドで施されたハート型のストラップ

4つを合わせると四つ葉のクローバーになる


『皆、ずっと仲良しで居ようね♡』

宇「だね！
ところで3人の王子様って！？」

『ああっ！実彩子が1番強くて男らしくて
格好良かったからつい？』

隆「確かに…笑」

真「あれは痛いやろ…笑」

宇「A守れるなら王子様でも
悪くないねっ♪」


そんな話をすると、それぞれお揃いの
ストラップをスクバにつけて、
買った物を食べた

にっしーは結局、たこ焼きとベーグルと
クレープを食べていた

食いしん坊さんだなあ、にっしーは…



食べ終わるとショッピングモールを後にした

真ちゃんは優しいよ？→←3人の王子様！？

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